店舗再編の影響でTSUKUMO eX.の一角に中古パーツが並ぶ古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)

» 2020年06月13日 06時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

 電源ユニットやグラフィックスカードを扱うTSUKUMO eX.の4階で、今週末の目玉の1つと目されているのが、FSPの定格1200W電源「FSP1200-50AAG」だ。80 PLUS GOLD認証を取得した産業グレードのATX電源で、価格は1万978円(税込み、以下同)となる。バルク品で、ケーブル類は別メーカーのものがセットになっている。

FSPの産業グレード1200W電源ユニットが1万978円の特価に

 同店は「産業系からまとまった数量が流れてきたみたいです。実物を見るとビラと違って黒塗装になっていて、ケーブルの状態も良く、これはお得だなと思いました」とプッシュする。

FSP1200-50AAG TSUKUMO eX.でスポット特価になっている「FSP1200-50AAG」
FSP1200-50AAG 展示中の「FSP1200-50AAG」

 こうした掘り出しモノは、他にもサイズの電源連動ツールがある。2連結用ケーブル「SC-PSRC2」が200円、3連結ボード「SC-PSRB3」と4連結ボード「SC-PSRB4」がそれぞれ400円となる。また、グラフィックスカード売り場の一角では、中古カードや箱破損/訳あり品の取り扱いも始めている。

TSUKUMO eX. 電源連動パーツの特価ボックス
TSUKUMO eX. グラフィックスカードの中古コーナー

 これらの動きは、5月中旬に閉店したツクモ12号店と、リニューアルオープンを待つDOS/Vパソコン館の流れと連動しているところがあるという。

 同店は「これまでそれぞれの店舗が担ってきた役割がこちらにも回ってきたというところはありますね。ただ、中古のグラフィックスカードに関しては、DOS/Vパーツ館が再オープンした後も続けようと思っています」と話していた。

 秋葉原地区の店舗再編だけでなく、緊急事態宣言明けの再始動の思いもあるそうだ。「通常営業を再開してこれから突き進むために、いろいろな切り口で喜んでもらえるようなフロア作りをしていきたいと思っています。中古パーツだけでマシンを組みたいというこだわりを持つ人もいますし、いろいろなニーズに応えていけたらと」

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月10日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  3. M4チップ登場! 初代iPad Proの10倍、前世代比でも最大4倍速くなったApple Silicon (2024年05月08日)
  4. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  5. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  6. iPad向け「Final Cut Pro 2」「Logic Pro 2」登場 ライブマルチカム対応「Final Cut Camera」アプリは無料公開 (2024年05月08日)
  7. パナソニックがスマートTV「VIERA(ビエラ)」のFire OSモデルを6月21日から順次発売 Fire TVシリーズ譲りの操作性を実現 (2024年05月08日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
  10. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー