1週間前にレポートした通り、秋葉原の往来は6月に入った時点で例年に近い水準まで回復している。今週はさらに休業や短縮営業から通常に戻った店舗が増えており、日中にシャッターが下りているのは一部のパーツ店やメイド喫茶などに止まる。
店舗を訪れる人の数も先週は変わらず、順調とのコメントが大半だった。PCパーツショップに関しては(11日に解除された)東京アラートの影響はほとんどなかったようで、パソコンSHOPアークは「自粛解除を待っていた人の波が過ぎ去ってからは、ほぼ例年の平日や土日のような感覚です。細かな数値を見るとまだ100%ではないと思いますが、まあ時間の問題じゃないですかね」と話していた。
ただ、入り口に消毒液を置いたり、入店にマスク着用を義務付けたりするショップの感染予防対策については継続している。来店する大半の人は協力的で、スタッフの目がなくても自ら消毒液を手に塗りつけ、乾いた上で店内に進む様子が各所で見られた。あるショップは「マスクに関しては熱中症との兼ね合いがありますが、消毒液は当面続けていこうかなと思っています」と話していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.