先週、マザーボード売り場で目立っていたのは、ASUSTeKのIntel Z490チップセット搭載マザーボード「ROG MAXIMUS XII APEX」だ。オーバークロックに特化したATXマザーで、価格は5万4000円弱(税込み、以下同)となる。
2019年2月に登場したIntel Z390モデル「ROG MAXIMUS XI APEX」の後継で、EPS 12V用の8ピンコネクター2基とVRMに16個のPower Stageを搭載し、AIにより冷却やOCを制御する一方で、メモリスロットは2基に割切るなど、コンセプトのはっきりした仕様となっている。
入荷したオリオスペックは「数が売れるモデルではないですが、OC向けの鉄板ですから狙っている人は確実にいるでしょうね」と語る。別のショップも「これの登場を見越して、先にCore i9-10900KやCore i7-10700Kを入手していた人も少なからずいると思います。最初は石だけを買っていく人が結構いましたから」という。
また、AMD系でも第3世代Ryzen Threadripper向けのATXモデル「PRIME TRX40-PRO S」が、6万1000円前後で登場している。こちらも16個のPower Stageを搭載。8基のメモリスロットを備え、DDR4-4666までサポートする。
続いて、新登場のグラフィックスカードを見ていこう。
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