東京都や周辺県の緊急事態宣言が解除され、秋葉原の街の往来は、先週と比べても目に見えて回復したように見える。
パソコンSHOPアークは「平日の昼間はかなり元通りになった印象がありますね。(仕事帰りや仕事ついでの客層が減る)夜や土日にどうなるかは、これから見ていきたいと思います」と語る。同店も長らく時短営業を続けていたが、5月30日から通常営業に戻す。
4月7日から臨時休業していたドスパラ系列店(秋葉原本店、秋葉原別館、ガレリアeスポーツラウンジ)も、27日から時短ながら営業を再開。ドスパラ秋葉原本店のスタッフは「休業中に店内レイアウトをいじって、動線をすっきりさせました。お客さんの入りは3月頃と変わりませんね」という。
ただし、各店舗の入り口に消毒液が置かれ、来店者にマスク着用をお願い(もしくは義務付け)するポスターを貼り、レジ前に透明シートを垂らすといった、外出自粛中に常態化したスタイルを崩す気配はどこのショップでも見当たらなかった。
あるショップは「やはり第2波への警戒はありますから、感染症予防の体制は今後も続けていくつもりです。お客さんにも協力してもらえていますし、この習慣が定着しても問題ないかなと個人的には思います」と話していた。
実際、入り口にスタッフがいなくても消毒液を両手にかけて来店する人が多かったし、マスクなしで買い物している人もかなり少なかった。新常態がしっかり根付いている印象だ。
一方、新天地に移転したショップの様子はどうだったのだろうか。
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