長らく街全体での品切れ状態が続いていたWebカメラだが、先週から少しずつ店頭在庫を見かける機会が増えてきた。
テクノハウス東映は「まだ十分ではないですが、少し前の『全くない』という状況ではなくなりましたね。代理店によると、中国の工場では十分な数が製造されているけれど、物流が滞っているということみたいです」と話していた。
供給が回復してきたことに加え、需要の落ち着きもみられるようになっている。パソコンSHOPアークは「今でもテレワーク関連アイテムは探している人が多いですが、4000円程度のカメラが入荷するようになってから、1万円を超えるようなハイエンドカメラは動きが落ち着いた感がありますね」という。
街全体でみれば、1000円強の安価なモデルから探せるようになっており、かなり状況が改善した感がある。ただし、同時に警戒する声も聞かれる。
某ショップは「マスクと同じで、供給が需要を追い越したら一気にダブつきますから。マスクほどの極端な値上がりはありませんでしたが、今大量に在庫を残してしまうといずれ赤字前提で在庫一掃することになる。そのヘンの見極めは本当に重要ですよ」とこぼしていた。
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