大型連休終わりの5月6日、Intelの新チップセットZ490を搭載する複数のマザーボードの予約販売が一部ショップで始まった。発売は5月20日22時以降となる。
Z490は、同時期に登場が見込まれているデスクトップ向けの第10世代Core iシリーズに対応するチップセットで、新ソケット「LGA1200」をサポートしている。Wi-Fi 6やBluetooth 5.1が使えるのも特徴だ。
価格は2万円前後〜16万5000円前後まで幅広い(税込み、以下同)。5メーカー40機種以上の予約を受けつけているパソコン工房 秋葉原BUYMORE店の場合、金額を受け取らない形で対応している。ただし、初回入荷数が見えないモデルもあり、発売日に行き渡らない可能性があること、一部のモデルは予約を受け付けないことなどの注意点を掲げている。
なお、CPUの予約はどの店舗でも受け付けていない。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「マザーボードは一部の型番を除くと、それなりに入荷する見込みがあります。一方で、不安なのはCPUの方ですね。この段になってレビューが全然上がってきていませんし、長年の経験からして入荷はけっこうシビアな可能性があります」と明かす。
ユーザーの反応は、新型コロナウイルスの影響もあり、まだあまり大きくはなっていない様子だ。別のショップは「CPUのコア数が10にアップするのは魅力的ですが、それ以外に目立つポイントが少ないせいか、まだ様子見している人が多い感触がありますね。CPUもマザーも従来との互換性がないので、慎重に考えている人も多そうです」と話していた。
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