iPad AirやiPadでトラックパッドが使えるロジクール「COMBO TOUCH」を試して分かったこと(1/4 ページ)

» 2020年07月20日 14時15分 公開
[山口真弘,ITmedia]

 iPadOS 13.4でトラックパッドが利用可能になったことで、iPad Pro向けには新しくトラックパッド搭載の「Magic Keyboard」が登場するなど、iPadをノートPCライクに使う環境が整備されつつある。iPad AirやiPadを使っていて、これらをうらやましく思う人も多いはずだ。

 そんな中、ロジクールから、第3世代iPad Air(10.5インチiPad Pro)と第7世代iPadにそれぞれ対応した、トラックパッド付のキーボードとの一体型ケース「Logicool Combo Touch Keyboard Case with Trackpad」(以下COMBO TOUCH)が登場した。Apple Storeで先行販売されていたが、7月30日からは量販店店頭などでも購入可能になる。現時点では、トラックパッドを備えた一体型キーボードケースは純正品にないだけに、iPad Air/iPadのユーザにとっては、待望の製品ということになる。

 今回はメーカーから機材を借用したので、その使い勝手をチェックしてみよう。なお製品はiPad Air用(ロジクール COMBO TOUCH for iPad Air/iPad Pro 10.5インチ トラックパッド付キーボードケース)と、iPad用(ロジクール COMBO TOUCH for iPad トラックパッド付キーボードケース)を用意しているが、今回は前者にて検証する。

iPad用キーボードカバーのレビュー記事

COMBO TOUCH ロジクールの「COMBO TOUCH」。実売価格は、iPad Air用/iPad用いずれも2万460円となる(いずれも税込み、以下同)。なお、iPad Air用は旧10.5インチiPad Proにも対応する

トラックパッドを標準搭載しSurfaceに似たキックスタンドを備える

 本製品は、いわゆるキーボード一体型の保護ケースだ。iPadと一体化して運用する一体型キーボードケースには、両側面や背面が空いたままの製品もあるが、本製品はボディー全体を覆う構造になっており、保護性能は高い。

 ケース本体は軟質のプラスチックで、その表裏にPCバッグなどでよく見られる、防水性の高いファブリック素材を貼り付けた構造になっている。耐衝撃性は高いが、使い込んでいくと汚れがやや目立つことはあるかもしれない。

 ケースの背面にはキックスタンドを装備しており、本体を背後から支える構造になっている。純正のSmart KeyboardやiPad Pro用のSmart Keyboard Folio、およびMagic Keyboardとは異なり、日本マイクロソフトのSurfaceシリーズに近い構造だ。キックスタンドの角度で画面の傾きを無段階で変えられる点も酷似している。

COMBO TOUCH 左が本製品、右がApple純正の「Smart Keyboard」。最大の相違点はトラックパッドの有無だ
COMBO TOUCH 四隅をがっちりとガードする構造になっている
COMBO TOUCH まずは画面を覆うキーボード面を開く
COMBO TOUCH 本体を立て、背面のキックスタンドを開く。角度は20〜60度で無段階に調整できる
COMBO TOUCH 背後から見たフォルムは、日本マイクロソフトの「Surface」シリーズにそっくりだ
COMBO TOUCH ケース上部にApple Pencilを装着できる
COMBO TOUCH パームレスト部は、ボディーの表裏に貼られているのと同じファブリック素材を採用する。目はかなり粗い

 構造面で珍しいのが、キーボード部とケース部が完全に分離することだ。利用にあたっては、まずケースにiPad本体をはめ込んだ後、キーボードをマグネットで吸着させる。データのやり取りおよび給電はSmart Connector経由で行われるので、Bluetoothのようにペアリングを行う必要はない。

 利用にあたり、専用アプリ(Logicool Control)のインストールを要求されるのも珍しい。このアプリは同社のSmart Connector対応製品専用のアプリで、バックライトがオフになるまでの時間設定が行える。見た限り、アンインストールしても着脱およびタイピングには支障はないようだが、詳細については不明なため保留としておく。

COMBO TOUCH キーボード部と本体ケース部が完全に分離する構造だ
COMBO TOUCH iPadをケースに取り付けた後、キーボードをSmart Connectorに磁力で吸着させる
COMBO TOUCH ケース部は、下から見るとSmart Connectorが見える状態になっている
COMBO TOUCH キーボードを外してスタンドとしても運用できる
COMBO TOUCH この状態で後ろに倒すとペン入力に適した状態になるが、画面を押すと沈むため、書き心地はあまりよくない
COMBO TOUCH 利用時には専用アプリ「Logicool Control」のインストールを要求される
COMBO TOUCH バックライトがオフになるまでの時間や、フェードの効果を設定できる

 早速、トラックパッドを含めて使ってみよう。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年11月07日 更新
  1. メーカー自身がバックドアを仕込み、犯罪集団に“販売” 乗っ取られたTV用端末130万台超、Googleが遮断 日本の警察庁も参加 (2026年11月05日)
  2. Windows PC向けゲームの「ロード待ち」はなぜ起こる? 背景に過去との「互換性」 (2026年11月05日)
  3. 画面は見やすく広告なし! 睡眠モニター機能はどう? Amazonの新型スマートクロック「Echo Time」の使い勝手と気になる点 (2026年11月06日)
  4. 耳をふさがないEDIFIER「Comfo Bass Pro」は朝から夜まで充電不要 1万円強でLDACとDolby Audio対応、在宅勤務の“つけっぱなし”にピッタリ (2026年11月06日)
  5. ミュンヘン市はなぜ再びオープンソースソフトウェアへ回帰するのか? 脱Microsoftを巡る欧州の最新事情 (2026年11月04日)
  6. 手書き文書の文字起こし+会話録音も可能なスマートノート Makuakeで先行販売を開始 (2026年11月05日)
  7. 初登場時の約3倍! でも“通常価格”の120万円台に高騰した「GeForce RTX 5090」――それでもアキバで買い手が途絶えない理由 (2026年11月07日)
  8. 月1200ドルのAIコストが電気代20ドルで済む? NVIDIA「RTX Spark」搭載PCのデモで見えた“ローカルAI”の実力 (2026年11月04日)
  9. 価格は約9万円に上昇、それでも“買い”か? DJIの360度カメラ「Osmo 360 II」を初代と比べて分かったこと (2026年11月05日)
  10. エイサー、フルHD×2面表示が可能な折りたたみ式15.6型/23.8型デュアルモバイルディスプレイ (2026年11月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー