240Hz液晶にメカニカルキーボードと魅力満載のゲーミングノートPC「G-Tune H5」は何が変わったのか(1/5 ページ)

» 2020年08月19日 12時00分 公開
[マルオマサト,ITmedia]

 今回取り上げる「G-Tune H5」は、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」シリーズのフラッグシップノートPCだ。

 CPUに8コア16スレッドの第10世代Core i7-10875H、GPUにGeForce RTX 2070 SUPERを搭載する高い性能に加えて、240Hzという高リフレッシュレートに対応した15.6型液晶ディスプレイ、さらにはメカニカルキーボードなど、eスポーツタイトルのプレイにも通用する仕様を備える。標準構成の評価機を入手したのでレビューしよう。

G-Tune H5 マウスコンピューターの「G-Tune H5」は、G-Tuneシリーズのフラッグシップモデルだ。スリムなボディーに、eスポーツタイトルにも最適な仕様を備えている

スリムで扱いやすいサイズ感のボディー

 ボディーは、スリムでフラットなフォルムと若干色みの入ったブラックが印象的だ。カラフルに光るRGB LEDとの相性もとても良く、見ているだけでもテンションを上げてくれる。

 ボディーの公称サイズは約359.8(幅)×243.2(奥行き)×24.7(厚さ)mm、重量は約2.21kgと、高性能ゲーミングノートPCとしては薄型かつ軽量で、誰にでも扱いやすいサイズ感にまとまっている。

 液晶ディスプレイ周囲がスリムなベゼルデザインを採用しており、従来の14型クラスのモデルに近い横幅で、15.6型の大きな画面の搭載を可能にしている。

 バッテリー駆動時間は約10時間だ。JEITA 2.0を基準にしているため、ゲームを10時間できるわけではないが、ビジネスアプリ中心の使い方ならば、公称値に近い駆動時間が期待できる。

G-Tune H5 シンプルなデザインのボディー。若干ブラウン系の色味のあるブラックが上品な印象を醸し出している
G-Tune H5 底面には多数の吸気口が開けられている
G-Tune H5 230W仕様のACアダプターで駆動する。バッテリーの公称駆動時間は約10時間だ

240Hzの高速リフレッシュレートに対応する液晶ディスプレイ

 G-Tune H5シリーズの特徴の1つが、240Hzの高速リフレッシュレートに対応した15.6型液晶ディスプレイを搭載していることだ。

 一般的な液晶ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzで、1秒間に60回画面を更新する。動画などを滑らかに再生させたり、eスポーツで使われるようなFPS(ファーストパーソンシューティング)や格闘ゲームなどでは、わずかな反応の差が勝負を分けたりするため、高速な方が望ましいとされ、単体販売のゲーミング液晶の多くが、144Hz以上のリフレッシュレートに対応している。

 画面解像度は1920×1080ピクセルに対応する。表面は映り込みにくいノングレア仕様だ。リフレッシュレート以外のスペックは公開されていないが、目視の印象では視野角は広く、明るさ、発色ともに良好だ。

G-Tune H5 144Hzの高リフレッシュレートに対応した15.6型の液晶ディスプレイを搭載。速いシビアな反応が要求されるゲームも有利に戦える
G-Tune H5 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」の測定結果(メイン画面)。輝度が337カンデラ、コントラスト比は約1012:1だ
G-Tune H5 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」で作成したICCプロファイルを基に、Phonon氏制作の色度図作成ツール「Color AC」でsRGBの色域と比較した。実戦で示した本製品は、ほぼsRGBの色域(点線)と重なっている

8コアCPUとGeForce RTX 2070 SUPERを搭載

 CPUには、IntelのCore i7-10875Hを搭載している。ノートPC向けの第10世代Coreプロセッサ(開発コード名:Comet Lake-H)のCore i7としては最上位モデルで、8コア16スレッド、最大周波数5.1GHzとデスクトップPC向けCPU並みのパワフルな仕様を持つ。

 ゲーム体験を大きく左右するGPUには、NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER(グラフィックスメモリは8GB)を採用する。リアルタイムレイトレーシングやDLSS(AIを活用した高画質機能)に対応した先進のタイトルを含め、多くのゲームタイトルを高画質で楽しむことができる。

 FPSや格闘系ゲームなど、フレームレートが重要となるタイトルを高フレームレートでプレイするには、高リフレッシュレート対応のディスプレイだけでなく、描画パフォーマンスも必要だ。

 GPUはもちろんだが、CPUの性能、特にシングルスレッド性能も重要になってくるが、その点においても本製品のスペックであれば十分に高いフレームレートでプレイすることができるだろう。

G-Tune H5 CPUはCore i7-10875Hだ。8コア16スレッドで標準周波数が2.3GHz、最大周波数5.1GHzで動作する
G-Tune H5 HWiNFOの詳細表示。CPUのTDPは45Wだが、PL1、PL2とも120Wと高く設定されている
G-Tune H5 GPUはGeForce RTX 2070 SUPER(グラフィックスメモリは8GB)を搭載。描画性能に優れ、FPSや格闘ゲームを高フレームレートでプレイできる。リアルタイムレイトレーシングやDLSSなど先進の高画質機能にも対応する

 続いて、メモリやストレージ、インタフェースを見ていく。

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