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» 2020年10月01日 09時00分 公開

S15には「ホワイト」「4K HDR」モデル:「VAIO SX12/SX 14」にIce Lakeモデル登場 10月9日発売

VAIOのモバイルノートPCが「Ice Lake」を搭載して刷新される。CPUとGPUを強化することで、テレワーク需要に応える。

[井上翔,ITmedia]

 VAIOは10月9日、12.5型モバイルノートPC「VAIO SX12」「VAIO Pro PJ」と14型モバイルノートPC「VAIO SX14」「VAIO Pro PK」の第10世代Coreプロセッサ(開発コード名:Ice Lake)モデルを発売する。いずれも、10月1日9時から「ソニーストア」「VAIOストア」で受注を受け付ける。

 また、同社は11月6日、15.6型ノートPC「VAIO S15」「VAIO Pro PH」をマイナーチェンジする。本体仕様に大きな変化はないが、ホワイトのボディーカラーと、4K(3840×2160ピクセル)HDR対応液晶ディスプレイのオプションが追加される。受注は10月21日9時から受け付ける予定だ。

SX12とSX14 Ice Lakeモデルが登場するVAIO SX12(左)とVAIO SX14(右)
S15 カスタマイズモデルで4K HDR液晶が選べるようになるVAIO S15

VAIO SX12/Pro PJ/SX14/Pro PK

 VAIO SX12は個人向けの12.5型モバイルノートPCで、VAIO Pro PJはその法人向けモデルとなる(以下まとめて「SX12」とする)。同様に、VAIO SX14は個人向けの14型モバイルノートPCで、VAIO Pro PKはその法人向けモデルとなる(以下まとめて「SX14」とする)。ソニーストアにおけるカスタマイズモデルの最小構成価格は、個人向けモデルが14万9800円、法人向けモデルが15万2800円だ。

 個人向けモデルについては1月にアーキテクチャの異なる第10世代Coreプロセッサ(開発コード名:Comet Lake)モデルをリリースしているが、法人向けモデルについては2019年7月以来の全面刷新となる。

SX12SX12 VAIO SX12/Pro PJ(ブラック)
SX14SX14 VAIO SX14/Pro PK(ブラック)

 先述の通りCPUはIce Lakeアーキテクチャの第10世代Coreプロセッサとなる。とりわけ法人向けでは管理機能「Intel vPro」へのニーズがありそうだが、あえてvPro“非対応”となるIce Lakeを採用したのは「テレワーク需要の高まりを受けて、(vProよりも)高いCPU性能とGPU性能へのニーズが高まった」(担当者)ことを受けての判断だという。

 カスタマイズモデルでは、以下のCPUから選択できる。Core i3はカスタマイズモデル限定となる。Core i5/i7は量販店モデルでも用意され、VAIO独自のチューニング「VAIO True Performance」を適用し、ピーク性能を極力長時間維持できるようにしている。

  • Core i3-1005G1(1.2GHz〜3.4GHz、2コア4スレッド、UHD Graphics)
  • Core i5-1035G1(1GHz〜3.6GHz、4コア8スレッド、UHD Graphics)
  • Core i7-1035G1(1.3GHz〜3.9GHz、4コア8スレッド、Iris Plus Graphics)

 メインメモリはLPDDR4x規格で、カスタマイズモデルでは8GB、16GB、32GBのいずれかを搭載できる。量販店モデルでは、SX14の最上位(4K液晶)のみ16GBで、その他のモデルは全て8GBのみとなる。オンボード実装なので、後から増設・換装はできない。

 ストレージは全モデルでPCI Express接続のSSDとなった。「スタンダードSSD」は自己暗号化機能(OPAL)付きで、カスタマイズモデルでは128GBまたは256GBから選択できる。「第3世代ハイスピードSSD」はOPALを備えないが読み書きがより高速で、カスタマイズモデルでは256GB、512GB、1TB、2TBから選択できる。量販店モデルでは、最上位のみ第3世代ハイスピードSSD(SX12が256GB、SX14が512GB)で、その他のモデルは全て256GのスタンダードSSDとなる。

 ディスプレイはSX12がフルHD(1920×1080ピクセル)の12.5型液晶で、SX14が4KまたはフルHDの14型液晶となる。SX14のカスタマイズモデルでCPUをCore i3とした場合は、4K液晶は搭載できない。

 Webカメラは量販店モデルでは「IR(赤外線)顔認証付きフルHDカメラ」が搭載され、カスタマイズモデルでは「HDカメラ」(顔認証なし)も選択できる。指紋認証センサーは量販店モデルは全て標準搭載され、カスタマイズモデルでは「非搭載」も選択できるが、一部の構成では必ず搭載される(非搭載を選択できない)。

 キーボードは従来と同様で、量販店モデルでは日本語配列のものが搭載され、カスタマイズモデルでは米国英語(US)配列のものも選択できる。ただし、米国英語配列を選択した場合は、指紋センサーは必須となる。

SX14SX14 カスタマイズモデルでは、日本語キーボード(左)に加えてUSキーボード(右)も選択できる(画像はVAIO SX14)

 ポート類は左側面に電源端子、USB 3.0 Type-A端子×2、イヤフォンマイク端子を、右側面にSDメモリーカードスロット、USB 3.1 Type-A端子(常時給電対応)、USB 3.1 Type-C端子、HDMI出力端子、Ethernet端子、アナログRGB(D-Sub)端子を備える。

 右側面のUSB Type-C端子はUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力と、DisplayPort出力を兼ねている。電源入力については、USB PDに準拠しないUSB電源からの充電が可能なVAIO独自の「5Vアシスト充電」にも対応している。

 なお、映像出力についてはHDMIが最大で「4K/60Hz」、DisplayPortが最大で「5K(5120×2880ピクセル)/60Hz」の映像に対応するようになった。

左側面 左側面
右側面 右側面

 無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax:最大2.4Gbps)とBluetooth 5.1に対応する。量販店モデルの上位構成ではLTE通信機能も搭載し、NTTドコモ、au、ソフトバンクのSIMカードを別途用意すればモバイル通信を利用できる。LTE通信機能はカスタマイズモデルでも選択可能で、VAIOストアではオリジナルのプリペイドSIMカードが付属する。

 ボディーカラーは、SX12がブラック、ブラウン、シルバー、ピンクの4つ、SX14がブラック、ブラウン、シルバーの3つとなる。量販店モデルでは、最下位のみブラウンでその他のモデルはブラックとなる。一方、カスタマイズモデルは全色選択可能だが、ブラウンまたはピンクを選択すると指紋センサーは必須となる。

SX12 VAIO SX12は4色展開
SX14 VAIO SX14は3色展開

ALL BLACK EDITIONとRED EDITIONも

 今回の新モデルでも、カスタマイズモデルの上位構成(Core i7)限定で黒色を強調した「ALL BLACK EDITION」と、赤色(レッド)をモチーフとした「RED EDITION」(個人向けモデル)が用意される。最小構成の販売価格は、ALL BLACK EDITIONが20万9800円、RED EDITIONが21万9800円となる。

 両エディションは、キーの刻印を目立たなくした「隠し刻印キーボード」を選択できることも変わらない。

ALL BLACKRED ALL BLACK EDITION(左)とRED EDITION(右)も引き続き提供(画像はSX12)
隠し刻印キーボード 隠し刻印キーボードも用意(画像はSX12のALL BLACK EDITIONの日本語配列)

S15はホワイトと4K HDR液晶を追加

 VAIO S15は、2019年11月に発表されたモデルから大きな仕様変更はない。

 ホワイトモデルは、ユーザーからの要望が多かったために追加されたという。4K HDR液晶モデルは、比較的大きな画面でクリエイティブ用途に使うユーザーに向けた提案で、この構成のみ「Dolby Atmos」に対応する。4K HDR液晶はAdobe RGBが定める色域を100%カバーしている。

 いずれのオプションも新たな量販店モデルとして用意される他、カスタマイズモデルで選択できるようになる。

S15S15 S15に新規追加されるホワイトモデル

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