サイズは? 映像出力ポートは? 補助電源は? Radeon RX 6800/6800 XTをチェックしよう(1/2 ページ)

» 2020年11月16日 23時00分 公開
[松野将太ITmedia]

 AMDが10月28日(米国東部夏時間)に発表した、新アーキテクチャ「RDNA 2」を採用する新型GPU「Radeon RX 6000」シリーズ。間もなく「Radeon RX 6800」と「Radeon RX 6800XT」が発売を迎える中、両GPUを搭載するリファレンスカード(メーカーが自ら設計したグラフィックスカード)が一部メディアおよびレビュワーに配布された。

 この記事では、リファレンスカードのパッケージと外観をチェックしていく。

パッケージ リファレンスカードのパッケージデザイン。NVIDIAの「GeForce RTX 3080 Founders Edition」と比べると、カードの写真が印刷されていることが印象的だ

Radeon RX 6800 XTのパッケージと外観

 まず、上位モデルであるRadeon RX 6800 XTのパッケージと外観をチェックしていこう。

 パッケージの実寸は約360(幅)×200(高さ)×110(奥行き)mmで、パッケージを開くと「WELCOME TO THE RED TEAM」というメッセージが現われる。ライバルであるNVIDIAが緑色をモチーフにしていることを意識したものと思われる。

パッケージ Radeon RX 6800 XTのリファレンスカードのパッケージ
メッセージ NVIDIAを意識したと思われる「WELCOME TO THE RED TEAM」というメッセージ

 中ぶたを外すと、グラフィックスカード本体が現われる。長さは約270mmで、クーラーはトリプルファン構成となっている。ファンは1つ当たり約80mmで、それほど冒険したデザインではない。

ふた外し フタ部分を外すとグラフィックスカードが取り出せるようになる
スタンドに置く 手持ちのカードスタンドに立て掛けたRadeon RX 6800 XT(リファレンスカード)
カード カードの長さは約270mm。トリプルファンクーラーを採用しているが、それほど大きくはない
ファン 約80mmのファンを3基搭載するクーラー。デザイン面での冒険はあまりしていない
ヒートシンク 側面からはヒートシンクが露出している。厚みは約50mmとそれなりにある

 接続部の反対側の側面には「RADEON」のロゴが入る。ここは通電すると光る構造だ。GPUの補助電源は「8ピン×2」となっている。

側面 RADEONロゴは通電時に発光する
補助電源 GPU補助電源ピンは8ピン×2
ファン 80mmファン。中心部には光を反射する「R」のシールがある

 映像出力端子はHDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×2に加え、USB Type-C(DisplayPort1.4 Alternate Mode)を備える。ブラケットにも「RADEON」のロゴが入っている。

ブラケット側 映像出力ポート。光の加減で見づらいが、ブラケットにはRADEONロゴが入っている
奥側 ブラケットの反対側は特に何もない
バス 前世代に引き続き、PCI Express 4.0接続に対応する

 バックプレートは金属製で、側面のヒートシンクは約2mm間隔でフィンが並んでいる。

バックプレート バックプレートは金属製
ヒートシンク 側面のヒートシンク
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