サイズは? 映像出力ポートは? 補助電源は? Radeon RX 6800/6800 XTをチェックしよう(2/2 ページ)

» 2020年11月16日 23時00分 公開
[松野将太ITmedia]
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Radeon RX 6800のパッケージと外観

 続いて、Radeon RX 6800のパッケージと外観をチェックしてみよう。

 Radeon RX 6800のパッケージの実寸は約345(幅)×185(高さ)×67(厚さ)mmと、RX 6800 XTと比べると一回り小さい。WELCOME TO THE RED TEAMのギミックもない。

パッケージ Radeon RX 6800のパッケージはRX 6800XTのそれよりも一回り小さい
ギミックなし RX 6800 XTのようなギミックはなく、いきなり中ぶたが現われる

 中ぶたを外すと、グラフィックスカード本体を取り出せる。長さは約270mmで、外観もRX 6800 XTとあまり変わらない。クーラーが3連ファンであること、ファンの直径が約80mmであることも同様だ。

 ただよく見てみると、中央ファンの四隅に配置されたラインパターンがRX 6800XTのそれよりも細くなっている。また側面を見ると、ヒートシンクが約10mm薄くなってもいる。

中ぶたを外す 中ぶたを外すとグラフィックスカードが取り出せる
スタンドに置く 手持ちのカードスタンドに立て掛けたRadeon RX 6800(リファレンスカード)
カード カードの長さは約270mmで、RX 6800XTとほぼ変わらない
3連ファン クーラーが80mmファンを3基搭載することも変わりない。ただ、ラインパターンが微妙に異なる
ヒートシンク 側面から露出するヒートシンク。厚みは約40mmと、RX 6800XTから約10mm薄くなっている

 接続部の反対側の側面にRADEONロゴが入ることもRX 6800 XTと同様だが、ロゴが赤く塗られている点が異なる。GPUの補助電源は「8ピン×2」となっている。

側面 こちらのRADEONロゴは、通電前からレッドカラーになっている
補助電源 補助電源ピンが8ピン×2仕様なのも変わらず
異なる厚み 厚みが異なること以外は、クーラーのデザインも同一だ

 映像出力端子はHDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×2に加え、USB Type-C(DisplayPort1.4 Alternate Mode)を備え、ブラケットにRADEONロゴが入っていることもRX 6800 XTと同様である。

ブラケット側 映像出力ポート。光の加減で見づらいが、ブラケットにはRADEONロゴが入っている
奥側 ブラケットの反対側はRX 6800 XTと同様にフラットだ
バス 前世代に引き続き、PCI Express 4.0接続に対応する

 バックプレートは金属製であることもRX 6800 XTと共通だが、側面のヒートシンクが薄くなっている分、カードの外観から受ける印象はだいぶ異なる。

バックプレート 金属製バックプレートの採用も「RX 6800XT」と同じ
厚さ比較 左がRX 6800、左がRX 6800 XT。厚みが違うと印象が変わる
厚さ比較 こうして並べると厚みの差がより分かりやすくなる

 ライバルであるNVIDIAの「GeForce RTX 30」シリーズではリファレンスカード(Founders Edition)の国内発売はなかったが、Radeon RX 6800/6800 XTについてはリファレンスカードと同一仕様のクーラーを搭載する製品がパートナー企業から発売されることが決まっている。このデザインが気に入ったなら、狙ってみるとよいだろう。

 なお、両カードの“実力”は後日、別の記事で紹介する。楽しみにしていてほしい。

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