2020年“最後の大物”Radeon RX 6900 XT搭載グラフィックスカードが登場!古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)

» 2020年12月12日 06時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

 AMDの新型ハイエンドGPU「Radeon RX 6900 XT」を搭載したグラフィックスカードの販売は、先週の「Radeon RX 6800 XT/6800オリファン」モデル販売解禁時と同じく、オンラインのみで扱うショップと、店舗販売を実施するショップで分かれた。後者の内、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は当日15時に先着順で整理券を配る段取りをとっていたが、早朝から店舗に並ぶ熱心なユーザーの姿も見られたという。

ドスパラ秋葉原本店 オンライン販売を告知するドスパラ秋葉原本店
パソコンSHOPアーク パソコンSHOPアークもオンライン販売のみと告知している

「次に来るのはオリファンモデルで、やっぱり少数入荷だと思います」

 初回入荷はASUSTeKやギガバイト、PowerColor、玄人志向など複数のメーカー品が確認できたが、いずれもリファレンス仕様となる。価格は14万円弱から14万6000円強(税込み、以下同)だ。ただし、いずれのショップも販売解禁前に売り切れとなっており、週末に購入できる可能性はゼロに近い状況となっている。

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店の初回入荷分価格表
RX6800XT-16G ASUSTeK「RX6800XT-16G」
GV-R69XT-16GC-B ギガバイト「GV-R69XT-16GC-B」
AXRX 6900XT 16GBD6-M2DHC PowerColor「AXRX 6900XT 16GBD6-M2DHC」
玄人志向「RD-RX6900XT-E16GB」。いずれもパソコン工房 秋葉原BUYMORE店で撮影

 あるショップは「Radeonのハイエンドは、GeForceと比べてもコアなユーザーの需要が強力なので、初回入荷分は確実に取り合いになると思いました。そして、その需要もまだ満たせていないんですよね」と供給量の少なさを嘆いていた。

 なお、次回入荷は「年明けにオリジナルクーラーモデルで」と読むショップが大半だ。オリオスペックは「リファレンスを求める人は今回のタイミングで血眼になったでしょうね」と話していた。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月26日 更新
  1. 「買うならお早めに」が悲痛な叫びに変わった年末 猛暑の後に“価格高騰”の寒波が襲った2025年PCパーツ街 (2025年12月25日)
  2. 25Gbpsインターネット時代の“モンスターマシン” ミニワークステーション「Minisforum MS-02 Ultra」を試す (2025年12月25日)
  3. 高コスパNASから小型スマホの救世主まで! 2025年にグッと来た「デジタル仕事道具」ベスト5 (2025年12月24日)
  4. HHKB Studio専用の「木製」「アルミ製」キートップが登場 PFUダイレクトで1月5日発売 (2025年12月25日)
  5. 「テクノロジーが前面に出すぎていた」――アイロボットジャパン新社長が語る、ルンバ復権への“原点回帰” (2025年12月25日)
  6. “家中どこでもコンセント”を実現 日常で使いたくなる実売1.5万円のポータブル電源「BLUETTI AORA 10」を試す (2025年12月24日)
  7. 最大25Gbps! NTT東日本が国内最速インターネットサービス「フレッツ 光25G」を2026年春から提供 (2025年12月23日)
  8. “Air”の名はだてじゃない 軽量な8K/360度カメラとして大きな魅力を放つ「Insta360 X4 Air」 X5と撮り比べて分かった性能差 (2025年12月25日)
  9. Ryzen 7×GeForce RTX 5050 Laptop GPUの「ASUS TUF Gaming A16 FA608UH」がセールで16万9800円に (2025年12月25日)
  10. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー