MSIは1月13日(現地時間)、ゲーミングノートPCシリーズの新ラインアップを発表、日本でも1月28日から販売を開始する(予約は1月14日からスタート)。
新モデルのテーマは、従来と同じ「アルティメットノート 〜圧倒的性能をその手に〜」で、eスポーツでのゲーマーや動画配信のストリーマー、さらにはクリエイターといった全てのユーザーを満足させる “究極のノートPC” を目指して開発を進めたという。
新モデルの特徴は、全てのモデルでNVIDIAから発表されたばかりのモバイル向けGeForce RTX 30シリーズの新GPUを搭載していることだ。なお、CPUは第10世代Coreとなる。
以下では、各モデルの特徴をまとめた。
非光沢の15.6型液晶ディスプレイを搭載しながら、ボディーの厚さが約19.8mm、重量も約2.1kgと薄型軽量にまとめたゲーミングノートPCが「GS66 Stealth」だ。
CPUは8コア16スレッドのCore i9-10980HKかCore i7-10870Hで、GPUは上位モデルがGeForce RTX 3080 Max-QまたはGeForce RTX 3070 Max-Qとなる。メモリは32GB/16GBで、SSDは1TB(M.2/NVMe)だ。
画面解像度は4K(3840×2160ピクセル)か300Hz駆動のフルHD(1920×1080ピクセル)が用意され、有線LANは2.5Gbps対応のKiller Ethernet E3100X、無線LANはWi-Fi 6を備える。薄型ながら、3基の冷却ファンを装備した冷却システム「Cooler Boost TRINTY+」を内蔵するのもトピックだ。
GS66 Stealth以上にスペックを重視したハイエンドモデルが「GE76 Raider」だ。非光沢の液晶ディスプレイは17.3型と大きくなり、画面解像度は4K(3840×2160ピクセル)か300Hz駆動のフルHD(1920×1080ピクセル)から選べる。
CPUは8コア16スレッドのCore i9-10980HKのみで、GPUはGeForce RTX 3080 Max-QまたはGeForce RTX 3070 Max-Qを用意する。メモリは64GB/32GBで、SSDは2TB/1TB(M.2/NVMe)だ。
有線LANは2.5Gbps対応のKiller Ethernet E3100Xで、無線LANはWi-Fi 6、Bluetooth 5.2をサポートする。さらに有効207万画素のWebカメラを内蔵することで、配信にも配慮しているという。
スペックを控えめにして購入しやすい価格を目指した「GP66 Leopard」は、新たにボディーのデザインを一新したのがポイントだ。
CPUは8コア16スレッドのCore i7-10870Hか6コア12スレッドのCore i7-10750Hで、GPUはGeForce RTX 3070 Max-Qとなる。メモリは16GB、SSDは1TB/512GB(M.2/NVMe)だ
15.6型の非光沢液晶ディスプレイは144Hz駆動で、有線LANも2.5Gbps対応(Intel Ethernet Controller I225-V)、無線LANはWi-Fi 6に対応する。
また、詳細な内容は未定だが、メソポタミア神話に出てくる神々の母ティアマトに着想を得て開発されたスペシャルモデル「GE76 Raider DRAGON EDITION TIAMAT」も明らかにされた。
最新のテクノロジーとハイエンドなパーツを融合した製品を届ける同社のミッションに合致した特別仕様のDragon Editionだけに、今後の動向が楽しみなモデルと言えるだろう。
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