10月5日、Windowsの新バージョン「Windows 11」が正式リリースされた。PCショップにはWindows 11対応PCが並び、PCパーツフロアにもWindows 11にアップデートしたデモ機が見られたが、街の空気は静かだった。
TSUKUMO eX.は「たまに質問をいただきますね。(Windows 11にした)デモ機も興味深く触っていく人が毎日いらっしゃいます」という。一方で、「Windows 11用に一式組むという動きは、PCパーツフロアには届いていないですね」という。
他のショップも空気感は似ており、あるショップは「影響はそよ風程度ですよ。自作PCに詳しい層はWindows 10の延長線上だと分かっているし、自分で要件を調べてインストールして試していますしね。そこまで詳しくない層の人たちには、パッケージ版が出ないと響かないでしょうし」と淡々と話していた。
Windows 10の登場時(DSP版の発売は8月1日)との空気の違いを指摘する声も多い。当時のように従来バージョンのパッケージが品薄になったり、大規模な買い控えが起きたりする光景も見られなかった。
パソコンSHOPアークは「8.1から10にアップした頃とは違いますよね。OSへの注目度が下がったというか、徐々にアップグレードしていくものという意識が広まった感じはしますね。スマホに近い感じかもしれません」という。
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