Amazonから、4Kに対応したFire TV Stickの新製品「Fire TV Stick 4K Max」が登場した。
この製品、4Kコンテンツが視聴できることが最大の売りだが、もちろん、そうでない視聴環境、具体的にはフルHDのTVなどと組み合わせて使うことも可能だ。
逆に、そうした環境で使う価値はどのあたりにあるのだろうか。非4KモデルのFire TV Stickを所有している筆者が、実際に使用し、どの程度の違いがあるかチェックしてみた。価格は税込み6980円だ。
本製品の外観および構造は、一般的なFire TV Stickと全く同じだ。ボディーは先端にHDMIコネクターを備えたスティック型で、電源は側面のmicroUSBポートから供給する。パッケージにはこれを操作するためのリモコンと、microBケーブル、給電用のUSBアダプター、さらに直接HDMIポートに差し込みにくい場合やWi-Fiの感度が悪い場合に使うショート延長ケーブルが付属する。
本製品の大きな特徴として、付属するリモコンが、Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)であることが挙げられる。これは現行のFire TV Stickと同じで、上部のボタンを使って音声アシスタントのAlexaを呼び出せ、手元に4つのショートカットキーを搭載しているのが従来との大きな違いだ。
このショートカットキーは特定のアプリをすばやく呼び出すためのもので、「Prime Video」、「Netflix」、「DAZN」、「Amazon Music」の4つのサービスが割り当てられている。既にアプリを導入済ならば、ボタンを押すとすぐに該当のアプリが起動する。アプリがインストールされていなければ、インストール画面が表示される。
この他、非4Kモデルと比べた場合は、4K Ultra HDやDolby Visionに対応していることが挙げられる。従来の4Kモデルと比べた時は、無線LANのWi-Fi 6を新たにサポートしたのも相違点だ。
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