新登場の「Fire TV Stick 4K Max」 4Kの視聴環境がない人でも選ぶべき理由(3/4 ページ)

» 2021年10月27日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
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非4Kの視聴環境でも本製品を選ぶべき理由とは

 さて、本製品はFire TV Stick 4K Maxという製品名からも分かるように、4Kコンテンツに対応しているのが最大の特徴だが、筆者宅の視聴環境はフルHD止まりで、4K対応は宝の持ち腐れだ。これだけ見れば、わざわざ本製品を買うメリットはないようにも見える。

Fire TV Stick 4K Max 4K対応の本製品だが、もちろん一般的な1080pのディスプレイと組み合わせても利用できる

 もっとも本製品は、4Kコンテンツ向けにメモリは非4Kモデルの2倍(2GB)、プロセッサもクアッドコア1.7GHzだったのが1.8GHzへとパワーアップしているせいか、動作がおそろしくサクサクで、ストレスがたまらない。

 筆者の場合、従来の4Kモデル(Fire TV Stick 4K)が手元になく、Amazonが言うように「40%パワフル」になっているかは確認できないのだが、少なくとも2020年に発売された非4Kの第3世代モデルと比べると、そのレスポンスの違いは40%どころではない。

 もしこれで、非4Kモデルとの価格差が1万円や2万円もあれば話は変わってくるのだが、現在の価格差はたった2千円である。そのため、4Kの表示環境がない場合はもちろん、次の買い替えまでの間に自身の視聴環境が4Kにアップグレードしないままになっても、快適に操作するためだけに、本製品を選ぶ価値はある。こうした日々の快適さに直結する部分は、なるべくケチるべきではない。

 あえて残念な点を挙げるとするならば、リモコンのショートカットボタンで、YouTubeの名前がないことだろうか。両者が微妙な関係なのは周知の事実だが、Amazon Prime VideoやNetflixなどの名が並ぶ中で、最も知名度が高い動画配信サービスの名がないのは、やはりマイナスと言わざるを得ない。

 ちなみに、このショートカットボタンの顔ぶれは各国によって違いがあり、例えば米国やドイツはDAZNの代わりにDisney+があり、また米国はAmazonミュージックではなくHuluがある。これら専用ボタンの搭載にはおそらくけっこうな広告費が動いているはずなので(あくまで筆者の推測である)、ユーザーが自由に割り当てを変更できるようにするのは難しいだろうが、使い勝手から言えば、そうしたボタンもあってほしいところだ。

Fire TV Stick 4K Max 本製品に付属するリモコン(左)は、Prime Video、Netflix、DAZN、Amazon Musicという4つのショートカットボタンを独立させて配置している
Fire TV Stick 4K Max 米国版のショートカット(画像は同社ホームページより)。Disney+とHuluがある
Fire TV Stick 4K Max ドイツ版のショートカット(画像は同社ホームページより)。Disney+がある
Fire TV Stick 4K Max リモコンにショートカットがないアプリ、例えばYouTubeなどは、ホーム画面上でボタンを押す回数をなるべく少なくできるよう、配置を左に寄せておくとよい

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