Amazon(アマゾンジャパン)は9月30日、映像デバイス「Amazon Fire TV Stick」の新型(第3世代)を発売する。同社の「Amazon.co.jp」における税込み販売価格は4980円で、一部の量販店でも同日以降に販売を開始する。発売に先駆けて、Amazon.co.jpでは9月25日から販売予約を受け付けている。
新モデルは内部のハードウェアを刷新し、前世代(第2世代比)で最大50%のパフォーマンス向上と最大50%の消費電力削減を実現。HDR(ハイダイナミックレンジ)映像の出力や音響技術「Dolby Atmos」にも対応した。
HDRの対応規格は「HDR10」「HDR10+」「HLG」で、映像の最大出力解像度は1080p(フルHD、1920×1080ピクセル)となる。
無線通信はIEEE 802.11ac/a/b/g/nとBluetooth 5.0に対応し、Bluetoothオーディオデバイス(別売)への音声伝送も可能だ。別売の「イーサネットアダプタ」を使えば、有線LAN接続にも対応できる。
Amazonのクラウド音声認識システム「Alexa(アレクサ)」にも対応し、付属のリモコンを使って本体はもちろん、Alexa対応のスマートホームデバイスを音声で操作できる。
本体サイズは約86(長さ)×30(幅)×13(厚さ)mmで、重量は約32gだ。電源は付属のMicro USBケーブルで取るため、別途USB電源が必要となる。
日本を含む一部の国や地域では、2020年内をめどにFire TVシリーズのユーザーインタフェース(UI)が刷新される予定となっている。
新しいUIは、直感性やシンプルさを向上し、メインメニューにユーザーごとに最適なコンテンツなどを表示できるようになるという。
また、ユーザープロフィール機能が追加され、最大6人分の視聴管理やウォッチリストを保管できるようになる。プロフィールの切り替えは画面上の他、Alexaの音声認識でも行える(事前の登録が必要)。
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