米Zoom Video Communications(以下、ZVC)は12月20日(現地時間)、ビデオ会議サービス「Zoom」の個人向けクライアントアプリの新版、バージョン5.9.0の配信を始めた。
このバージョンから、会議のスケジュール設定時に「フォーカスモード」を選択できるようになった。フォーカスモードでは、会議開始時から参加者の画面にはホストと共同ホストのみが現れ、参加者同士はお互いの映像が見えなくなる。講演やオンライン授業に向く機能と言えるだろう。
また、「ギャラリービュー」の表示順序を入れ替えたときに、その順序を保存して再現できるようになった。参加者が決まっている定例会議などに向く機能だ。
加えて、ユーザーがクライアントアプリのアップデートをチェックしたとき、64bit環境に32bitクライアントが入っている場合は、自動で64bitクライアントにアップデートするようになった。ただし、この機能は管理者の操作で止めることもできる。
その他、細かい機能改善や不具合修正、セキュリティ対策を盛り込んであるという。
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