Lenovoは1月4日(米国太平洋時間)、新型の13.3型ノートPC「ThinkPad Z13」と16型ノートPC「ThinkPad Z16」を発表した。米国における最小構成の想定販売価格はZ13が1549ドル(約17万8600円)、Z16が2099ドル(約24万2000円)で、5月の発売を予定している。
なお、両モデルの日本における展開は未定だ。
新しいThinkPad Zシリーズは、より後半なビジネスユーザーに焦点を当てるべく「現代的なデザイン哲学」を採用したことが特徴だ。ボディーのアルミニウム素材の約70%をリサイクル品としたり、天板のヴィーガンレザー(※1)をリサイクルされたPET(ポリエチレンテレフタレート)素材で作ったり、パッケージを竹とサトウキビの繊維から作った「たい肥」化できるものにしたりと、環境配慮製品としての側面も備えている。
(※1)ヴィーガンレザー天板は、ボディーカラーがBronzeの構成に搭載される
APU(GPUを統合したCPU)は新型のRyzen 6000シリーズに企業向けの管理機能を追加した「Ryzen PRO 6000シリーズ」で、ThinkPad Z16では独立GPUとして「Radeon RX 6500M」を搭載する構成も選択できる。ディスプレイはアスペクト比16:10の液晶パネルまたは有機ELパネルを採用しており、その上部にはフルHD(1920×1080ピクセル)の撮影と顔認証に対応するWebカメラを標準装備している。
バックライト付きキーボードにはThinkPad固有のポインティングデバイス「TrackPoint」を搭載しているが、Fnキーと左側のCtrlキーの位置が“逆”になっていたり、PrintScreenキーがDeleteキーの左隣に移動したり、PrintScreenキーの位置に指紋センサーが備えられたりと、従来とは異なる部分が見受けられる。
タッチパッドは幅120mmのガラス製の「ForcePad」(ハプティック機能付き)となり、ポインターの移動をよりスムーズにできるようになったという。TrackPointにも、ダブルタップするとWeb会議に関連する設定を行える「TrackPoint Hub」という新機能が付与された。
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