エイサー、第12世代Core搭載ゲーミングPCなどを発表

» 2022年01月06日 15時52分 公開
[ITmedia]

 エイサーは1月5日、ゲーミングPC「Orion」シリーズ新製品とゲーミングディスプレイ「Predator X32/X32 FP」「CG48」を発表した。発売時期は北米でOrionシリーズが2月、X32 FPが夏、X32とCG48が秋を予定している。

Orion 5000/3000

 北米で2599ドルで発売予定の「Orion 5000」は第12世代CoreとNVIDIA GeForce RTX 3080を搭載したゲーミングPC。メインメモリは64GB DDR5で、ストレージは最大2TB PCIe SSD。ファンはRGB発光が可能な「Predator FrostBlade 2.0」を使用し、黒いガラスと金属メッシュ製ケースにおさめられている。

 ネットワーク機能には「Killer E3100G」を搭載しWi-Fi 6Eに対応。オーディオでは「DTS:X Ultra」に対応し、立体音響を使用できる。インタフェースは筐体上部にUSB Type-A×3、USB Type-Cを備える。

Acer新製品 Orion 5000

 北米で1999ドルで発売予定の「Orion 3000」は、CPUに第12世代Core i7、GPUに最高でNVIDIA GeForce RTX 3070を搭載するミドルタワーPC。メモリは最大64GBで、ストレージは最大2TB PCIe NVMe SSDを搭載する他、最大6TBのSATA2 HDDも搭載できる。

 Orion 5000と同様の黒いガラスと金属メッシュの筐体で、オプションでエミッション対策用の透明なサイドパネルを用意する。ファンは92mm四方サイズのPredator FrostBlade 2.0を3基使用し、専用アプリ「PredatorSense」で制御できる。

 ネットワーク機能は「Killer E2600」を搭載しWi-Fi 6Eに対応。オーディオではDTS:X Ultraに対応している。

Acer新製品 Orion 3000

Predator X32/X32 FP

 北米で1899ドルで発売予定の「X32」、1599ドルで発売予定の「X32 FP」は4K解像度(3840×2160ピクセル)で標準リフレッシュレートが160Hz(オーバークロック時165Hz)のゲーミングディスプレイ。パネル方式はIPSで、576ゾーンミニLEDを採用している。

 AdobeRGB色域を99%カバーし、VESA規格のDisplayHDR 1000に準拠する。NVIDIA G-SYNC ULTIMATEに対応する他、NVIDIA Reflexを利用して接続したPCとの遅延を測定して短縮できる。

 X32 FPにはHDMI 2.1端子を備え、家庭用ゲーム機を利用した高いリフレッシュレートと4K解像度でのゲームプレイに対応する。応答速度は1msで、AMD FreeSync Premium Proにも対応している。この他、USB Type-C端子を利用した90Wの給電も可能だ。

Acer新製品

CG48

 「CG48」は北米で2499ドルで発売予定。サイズは48型で解像度は4K、リフレッシュレートは138Hzの有機ELディスプレイだ。DisplayPort 1.4とHDMI 2.1の他USB Type-A 3.2×4、USB Type-Cを備える。

 応答速度は最小0.1ms(GtoG)で、AMD FreeSync Premium Proに対応。HDR10に準拠、DCI-P3色域を98%カバーしている。

Acer新製品

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月19日 更新
最新トピックスPR

過去記事カレンダー