MSIが第12世代Coreプロセッサ搭載の新型ノートPCを国内投入 詳細は後日発表(1/2 ページ)

» 2022年02月23日 14時00分 公開
[今藤弘一ITmedia]
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 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が、プレス向けに今後日本で展開していく新ノートPCを披露した。いずれも1月にグローバルで発表されたもので、第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)を搭載しており、NVIDIAのGeForce RTX 30シリーズを搭載したパワフルなモデルも用意される。OSはWindows 11だ。

 現時点で詳細なスペックは明らかになっておらず、国内での投入時期や価格は未定だが、注目のモデルをピックアップしていく。

第12世代Coreプロセッサ採用のビジネス向け2in1ノートPC

 まずは世界に先駆けて公表されたという「Summit E14 Flip」だ。ビジネス向けの14型2in1 PCで、液晶ディスプレイを360度回転させることで、タブレットモードでも扱える。

MSI 14型ディスプレイを採用した「Summit E14 Flip」

 ボディーの右側面にUSB 3.2(Type-A)端子とmicroSDカードスロット、3.5mmヘッドフォン端子に、Webカメラのシャッタースイッチを用意する。左側面にはHDMI出力端子と2基のThunderbolt 4端子が用意されている。

 ディスプレイ上部にはWebカメラとIRカメラを内蔵しており、Windows Helloでのログオンに対応する。キーボード右下には指紋センサーも装備する。

MSI 左側面にThunderbolt 4とHDMIの各端子が並ぶ
MSI 右側面にはUSBやWebカメラのシャッターオン/オフスイッチなどがある
MSI 液晶ディスプレイ天面には同社のビジネス向けモデルで採用されているシンプルなロゴがある
MSI プレゼンテーションや動画視聴時に便利なテントモード
MSI タブレットモードにしたところ
MSI 写真のキーボードは国外モデルだが、国内モデルでは日本語キーボードになる。タッチパッドは大きめで、右下の四角い部分が指紋認証センサーだ
MSI 液晶ディスプレイ上部に内蔵されたWebカメラ
MSI ACアダプターは約240gと比較的軽量だ

 Summit E14 Flipが採用するCPUだが、「Alder Lake搭載のマシンです」とまでは教えてもらったものの、その先の詳細は明かせないということだ。グラフィックスはCPU内蔵のIntel Iris Xe Graphicsとなる。

ペン操作もサポートしたクリエイター向けPC「Creator Z16P」

 クリエイター向けのモデルでは、「NVIDIA Studio」対応の「Creator Z16P」が発売される。こちらは既にグローバルで発表されているが、16型の液晶ディスプレイはグレアタイプで、別売のスタイラスペンを使って作業することも可能だ。

 第12世代のCore i9を搭載するため冷却機構も工夫されており、ベーパーチャンバーを使ってCPUとGPUを効率的に冷却する。展示されていたモデルはCore i7とGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを搭載していた。

MSI 16型の液晶ディスプレイを採用した「Creator Z16P」
MSI オプションのスタイラスペンでの入力も可能だ
MSI 左側面にUSB 3.2(Type-A)端子と2基のThunderbolt 4端子、3.5mmのヘッドフォンジャックがある
MSI 右側面にはSDメモリーカードスロットとUSB 3.2(Type-A)端子が並んでいる
MSI Steelseriesとのコラボレーションにより、メカニカルスイッチのキーボードを採用する。矢印キーの下に指紋認証センサーを備える。なお、国内モデルは日本語キーボードになる
MSI 液晶ディスプレイ天板にはおなじみの同社ロゴがある。今回は「Hiroshi Fujiwara Limited Edition」のようなコラボレーションモデルが登場するのだろうか
MSI 本体の内部構造。上部にある2つのファンの間に設置されているのがベーパーチャンバーで、下部にバッテリーが配置されている

 続いては、ゲーミングPCの新モデルを見ていこう。

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