MSIは1月5日(現地時間)、オンライン発表会「MSIology MSI GAMEVERSE」を開催し、Intelから発表されたばかりの第12世代Coreプロセッサ(開発コード名:Alder Lake)と、NVIDIAのGeForce 30シリーズを搭載したゲーミングPCの投入を明らかにした。なお、現時点で日本の展開は未定だ。
薄型ハイエンドモデルとなる「Stealth GS77」は、第12世代Core i9プロセッサとGeForce RTX 3080 Ti(グラフィックスメモリは16GB)を搭載した17.3型のゲーミングPCだ。新たに液体金属パッドの採用とCooler Boost 5の冷却システムにより冷却効率を高め、キートップやタッチパッドを大型化することでゲームだけでなく、ビジネス用途でも使いやすいという。
Wi-Fi 6Eの無線LANに対応し、Thunderbolt 4端子を備える他、フルHD対応のWebカメラを内蔵する。また、約20.88mmのスリムボディーながら計6つのウーファーとスピーカーを内蔵し、迫力あるサウンドを楽しめる。
Stealth GS77と同じく17.3型の液晶ディスプレイを備えた「Raider GE76」も、第12世代Core i9プロセッサとGeForce RTX 3080 Ti/3070のGPUを装備する。メモリはDDR5でストレージはPCIe Gen 4 SSDを採用し、最大360Hz(または240Hz)のリフレッシュレートを備えた液晶ディスプレイが用意される。
レインボーシックス シージなどのFPSゲーマーを想定したゲーミングPCが「Crosshair 15」だ。
第12世代Core i9プロセッサと、GeForce RTX 3070 Ti/3060のGPUを搭載したモデルもラインアップされる。15.6型の液晶ディスプレイはQHD(2560×1440ピクセル)に対応し、リフレッシュレートは240Hz/165Hzなどを選べる。
クリエイター向けのモデルでは、16:10のアスペクト比(Golden Ratio Display)に対応した「Creator Z17」と「Creator Z16P」が登場する。アルミ削り出しCNCミルド加工による丸みを帯びたボディーを備え、タッチやペンによる操作をサポートし、DCI-P3 100%の色域やDelta E 2未満の色精度を実現した「True Pixel Display」を備える。
17型のCreator Z17は、第12世代Core i9とGeForce RTX 3080 Tiを選択可能で、16型のCreator Z16Pは第12世代Core i9とGeForce RTX 3080 Ti/3070Tiを搭載する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.