コスパ重視で仕事用PCをリプレース! 選んだ「Inspiron 14(5401)」を試して分かったこと(4/4 ページ)

» 2022年03月07日 12時00分 公開
[今藤弘一ITmedia]
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バッテリーの持ちも及第点

 続いては、バッテリーの駆動時間について見ていこう。「Battery report」で内蔵バッテリーの設計容量を確認すると約54Whだった。実際の所はどうなのだろうか。

 PCMark 10の「Battery Profile」にある「Modern Office」で、オフィスアプリの利用を交えた駆動時間をテストをした。テスト時の条件は前述のベンチマークテストと同じく、高パフォーマンスに設定している。その結果は以下の通りだ。

Inspiron 14 「Battery report」の結果
Inspiron 14 「Modern Office」結果

 3%のバッテリー残量で7時間57分という値をマークし、健闘を見せた。実際に外に持ち出して使ってみたのだが、日中の数時間程度であれば十分に使うことができた。出張などで持ち歩いて使う場合でも、1日のビジネス時間は十分にカバーできるだろう。

ビジネス/学習用モデルとしてコスパ優秀な1台

 ここまでInspiron 5410についてチェックしてきたが、ゲーミングPCにはかなわないものの、ビジネス向けPCとしては高い性能を持っていることが分かった。バッテリーの駆動時間も十分にあり、外で仕事をしなければいけないときでも十分に対応できる。総合的に見て満足のいくスペックで買って良かったと思える1台だ。

 原稿執筆時点の価格も10万円ちょっとと安く、求めやすいこともプラスポイントである。2月にAMDのAPU搭載モデルも発表されたが、第12世代Core搭載ノートPCの選択肢が増えるのはまだ先のことだし、登場当初は高値で推移することもある。

 CPUの世代の新しさを求めるのでなければ、こういった既発製品を安く求めるのも1つの手だ。今なら、Microsoft Office Home & Businessと無線マウスがセットになった新生活応援・即納モデルが用意されており、Inspiron 5410はビジネス/学習用モデルとして実に手堅い選択肢であると言えよう。

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