コスパ重視で仕事用PCをリプレース! 選んだ「Inspiron 14(5401)」を試して分かったこと(3/4 ページ)

» 2022年03月07日 12時00分 公開
[今藤弘一ITmedia]

ベンチマークテストでその実力を知る

 では5410の実力について、ベンチマークテストを使って見ていこう。

 比較するモバイルPCには、先日レビューしたONE-NETBOOK Technologyの「ONEXPLAYER mini」をピックアップした。こちらはゲーミングPCではあるが、採用CPUがCore i7-1195G7(以下、1195G7)だからだ。

 1195G7は開発コード名「Tiger Lake(UP3)」の最上位モデルにあたり、5410に搭載されているCore i7-11390H(以下、11390H)は「Tiger Lake(H35)」に属するCPUとなる。この2つを比較したものが以下の表だ。

モデル名 Core i7-11390H Core i7-1195G7
コアの数 4
スレッド数 8
ターボ・ブースト利用時の周波数 最大5.0GHz
キャッシュ 12MB Intel Smart Cache
バススピード 毎秒4GT
コンフィグラブルTDP周波数 3.4GHz〜2.9GHz 2.9GHz〜1.3GHz
オペレーティングレンジ(TDP) 35W〜28W 28W〜12W
GPU Intel Iris Xe Graphics(96EU)

 こうして比較してみるとよく似ていることが分かるだろう。コアとスレッドの数は同じだし、ターボ・ブースト利用時の最大周波数も同じだ。異なるのはコンフィグラブルTDP-up/down周波数とTDPのレンジだ。11390Hの方が周波数とTDPが高い。

 ONEXPLAYER miniは液晶ディスプレイのサイズが7型と小型なため、発熱を抑えられる低消費電力の1195G7が選ばれているが、5410との差はどれくらいあるのだろうか。

Inspiron 14 Inspiron 14 5410のCPU-Z画面
Inspiron 14 Inspiron 14 5410のGPU-Z画面

 テストの際には、5410の設定→システム→電源→電源モードで「高パフォーマンス」に設定して測定した。16GBのメモリ(LPDDR4X 4266MHz)と1TBのSSDを搭載したONEXPLAYER miniの画面解像度は1920×1200ピクセルで、TDPを28Wに設定した時の測定値を利用している。

 まずは「CINEBENCH R23」だが、Single/MultiともにONEXPLAYER miniがリードしている。

Inspiron 14 「CINEBENCH R23」での比較
Inspiron 14 5410で「CINEBENCH R23」を走らせたときの結果

 続いて「PCMark 10」のグラフだが、スコアの傾向はCINEWBENCH R23と同じだが、総合スコアで3.7%程度に差が縮まっている。総じて、ONEXPLAYER miniの方が高クロックで動作しているのが分かる。

 一方の「3DMark」になると、さらに差を広げられてはいるが、ONEXPLAYER miniのTDPを20Wにすると5410の方が上回っており、それほど目くじらを立てるほどでもない。ONEXPLAYER miniはゲーミングPCを銘打っているだけに、5410はビジネス向けモデルなのに随分と頑張っていると言えよう。

 なお「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレベンチマーク」の結果だが、5410では全て「設定変更を推奨」だった。PCMark 10 Applicationsについては単独での結果を載せておく。

Inspiron 14 PCMark 10の結果
Inspiron 14 3DMarkの結果
Inspiron 14 PCMark 10 Applicationsの結果(Inspiron 14 5410)
Inspiron 14 「標準品質(ノートPC)」でも設定変更を推奨という結果だった(Inspiron 14 5410)

 ストレージのSSDについては、SK hynix製の容量1TB(M.2 SSD/PCIe Gen 3 x4)が採用されており、普段使いでは十分なスコアが出ていた。

Inspiron 14 「CrystalDiskInfo」の画面
Inspiron 14 「CrystalDiskMark」のテスト結果

 最後に、バッテリー駆動時間をチェックする。

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