VGA表示も対応! 据え置きスタンドも付属した15.6型モバイルディスプレイ「LCD15HCR-IPS」を試すモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

» 2022年03月16日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

接続に必要なケーブルからACアダプターまでを完備

 では実際に使ってみよう。前述のように、本製品はUSB Type-CとHDMI、さらにはVGAでの接続に対応している。USB Type-Cポート2基のうち一方は給電専用で、HDMI接続あるいはVGA接続では、そこにUSB Type-Cケーブルもしくは付属のUSB ACアダプターを接続して給電を行う。

 ちなみに本製品は、USB Type-C接続だとバックライトの明るさがゼロになる。これは仕様ゆえ変更することはできないので、手動で適宜明るさを調整する必要がある。これを知らずにそのまま使うと、やたらと暗いディスプレイだと誤解しかねないので気をつけたい。

 注意点としては、本製品はスピーカーを内蔵(2W×2)する一方、イヤフォンジャックは省かれていることだ。音声出力系を重視する製品はどちらも備えていることが多いが、本製品はスピーカーのみ搭載となっている。また前述のVGA接続時は、スピーカーから音声の出力はできない。

LCD15HCR-IPS 端子 2基のUSB Type-Cポートの片方は電源供給専用だ。microHDMIポートと、やや離れたところにVGA接続のためのmicroUSBポートを搭載する
LCD15HCR-IPS 端子 USB Type-Cで接続した状態。ポートの役割はきちんと明記されているので、間違えることはないだろう
LCD15HCR-IPS ノートPCと並べたところ 14型の「ThinkPad X1 Carbon(2019)」と接続した状態。両者ともにベゼル下部に幅があるので、画面の下のラインはほぼそろう
LCD15HCR-IPS バックライト 斜め方向から見たところ。USB Type-C接続ではバックライトの初期値が0になるため、適切な明るさに調節する必要がある
LCD15HCR-IPS 設置 ノートPCの右側にぴったり沿って設置するとコネクターが干渉するので、若干ずらして設置する必要がある
LCD15HCR-IPS プレゼン時 プレゼン用途などで背中合わせに設置する場合、ケーブルはスタンドの内側を通すとよい
LCD15HCR-IPS ベゼル幅 ベゼル幅は左右が16mm、上が14mmとそれほどスリムではなく、段差もあってやや野暮ったい印象だ

 OSDメニューについては、従来モデルのLCD15HCC-IPSと同じで、3つのボタンを使って操作する。ボタンが3つということは、項目間の移動に2つを使うとして、残り1つで「決定」と「戻る」を行わなくてはならないが、本製品はボタンの長押しに「戻る」を割り当てている。多少癖はあるが、しばらく使っているとすぐに慣れる。

 ちなみにこのメニューは、従来モデルのLCD15HCC-IPSと同じ体系となっている。本製品と同時発売のバー型モデル「LCD14HCR-IPSW」はメニュー体系が一新され、操作はかなりしづらくなっただけに、操作が直感的に行える従来モデル譲りのメニューを採用しているのは好印象だ。

LCD15HCR-IPSOSDメニュー OSDメニュー操作用のボタンは、ポートと同じボディーの左側面に配置されている
LCD15HCR-IPS OSDメニュー OSDメニューは左列が大分類、右列に具体的な項目が並ぶレイアウト。項目数は多くないものの必要なものはそろっており、操作もしやすい
LCD15HCR-IPS ボタン 上ボタンはバックライト調整のショートカットが割り当てられている
LCD15HCR-IPS ボタン 下ボタンは音量調整のショートカットが割り当てられている

縦向き利用も容易なデスクトップ用スタンドが付属

 続いて付属のデスクトップ用スタンドについて見ていこう。これは本製品背面のVESAマウントにネジ留めする仕様のスタンドで、金属製でずっしりと重い。高さ調整には対応しないが、マウント部と台座部がそれぞれ可動するので、ディスプレイをギリギリまで低く下げることもできる。

 回転させての縦位置表示にも対応している。本製品は接続用のポートとOSDメニュー操作用のボタンが同じ面にあり、ここが下を向くように縦向きに配置すれば、配線もスッキリした状態で、かつOSDメニューも操作しやすい。

LCD15HCR-IPS スタンド 付属のスタンド。金属製でずっしりと重く、そのぶん安定している
LCD15HCR-IPS スタンド スタンドに装着した状態。一般的なディスプレイのような外観になる
LCD15HCR-IPS スタンド 背後から見たところ。マウント部と台座部の2カ所で角度を調整可能だ
LCD15HCR-IPS スタンド なるべく垂直になるよう立てた状態。高さの調整機能はない
LCD15HCR-IPS スタンド このようにディスプレイ部を接地させることも可能だ。ただし、奥行きを取る
LCD15HCR-IPS スタンド 90度回転させた状態で縦向きでの利用も可能だ
LCD15HCR-IPS スタンド 横向きにして並べたところ。ノートPCの画面上に配置するにはやや高さが足りない
LCD15HCR-IPS スタンド 縦向きにして並べたところ。ケーブルは下から出る格好になる

 最後に、付属の据え置きスタンドをチェックする。

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