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» 2021年09月27日 12時00分 公開

スタンド内蔵でフラット! 三脚に固定可能なUSB Type-C接続の15.6型モバイルディスプレイ「MB16ACV」を試すモバイルディスプレイの道(1/3 ページ)

多くのモバイルディスプレイをそろえるASUS JAPANに、15.6型の「MB16ACV」が加わった。背面スタンドや三脚穴を備えた多機能なモデルをチェックした。

[山口真弘,ITmedia]

 ASUS JAPANの「MB16ACV」は、USB Type-C接続に対応した15.6型のモバイルディスプレイだ。本体と一体化した背面スタンドに加えて、三脚に固定できるネジ穴を搭載しており、多彩な設置方法を選べるのが大きな特徴となる。

 メーカーから製品を借用したので、その使い勝手をチェックする。

MB16ACV ASUS JAPANの15.6型モバイルディスプレイ「MB16ACV」。ボディーサイズは約357.9(幅)×224.8(奥行き)×10.5(厚さ)だ

スタンドは一体型で完全にフラットになる背面が特徴

 まずは基本的な項目をざっとチェックしておこう。画面サイズは15.6型で、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)、液晶はノングレアで、パネルはIPS方式を採用している。視野角は水平/垂直ともに178度で、最大輝度は250ニト、コントラスト比は800:1、応答速度は5ms(Gray to Gray)となっている。

 接続はUSB Type-CのみでHDMIには対応しない。またタッチ操作には非対応である他、スピーカー、イヤフォンジャックも搭載しないなど、全部入りではなく必要な機能だけに絞った設計だ。あれこれと詰め込まれているより、こちらのシンプルさの方が好みという人も多いだろう。

MB16ACV 画面下にボタンが並ぶデザイン。タッチ操作には対応しない
MB16ACV 本体背面に折りたたむことができるスタンドを採用する。分離はできない
MB16ACV ポートは左側面にUSB Type-Cを1基搭載するのみだ。HDMI接続には対応しない

 背面スタンドはボディーと一体化しており、0〜70度の間で調整が行える。このような本体一体型のスタンドは最近のモバイルディスプレイによく見られるが、本製品は背面スタンドをたたんだ状態でも背面に段差ができず、フラットであることが特徴だ。かといって極端に厚みがあるわけではなく(約10.5mm)、見るからにスタイリッシュである。

MB16ACV スタンドをたたんだ状態。完全にフラットになるのが特徴だ
MB16ACV スタンドは薄いパネル状で、中央部分にゴム足が備え付けられている
MB16ACV スタンドの角度は0〜70度で可変する。最も垂直に立てたのがこの状態
MB16ACV 最も開いた状態。角度は無段階で調整できる
MB16ACV ベゼルも左右および上部は約7mmとスリムで、スタイリッシュさの演出に一役買っている

 重量は公称で約830g、実測で868gあった。スタンド込みであることを考えると、15.6型のモバイルディスプレイとしては軽量だ。持ち歩きに使う保護ケースを加えても実測1059gにすぎず、背面がフラットなゆえバッグの中で収まりがよいことと併せて考えると、持ち歩くニーズには非常に向いた製品ということになる。

MB16ACV 重量は実測で868gだった。スタンド込みの一体型であることを考えると軽い
MB16ACV 標準で付属する保護ケース(左)はチープさもなく、しっかりとした作りだ
MB16ACV 保護ケースを追加した状態では実測1059gだった

 HDMI接続をサポートしないこともあり、付属のケーブルはUSB Type-Cケーブルと、USB Type-A→Type-Cケーブルの2本のみとなる。このUSB Type-A→Type-Cケーブルは給電用ではなく、USB Standard AポートしかないPCと接続し、モバイルディスプレイの機能を利用するためのケーブルだ。今回は未検証だが、DisplayPort Alternate Mode非対応のPC向けの方法が用意されているのは珍しい。

MB16ACV USB Type-CケーブルとUSB Type-A→Type-Cケーブルが付属する

 続いて、ノートPCに接続してみよう。

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