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» 2021年09月17日 06時00分 公開

パススルー充電対応でノートPCもまとめて充電可能! デル初のモバイルディスプレイ「C1422H」を試すモバイルディスプレイの道(1/3 ページ)

デル・テクノロジーズから、初のモバイルディスプレイ「C1422H」が発売された。2基のUSB Type-Cポートを備え、パススルー給電も可能な実機をチェックした。

[山口真弘,ITmedia]

 デル・テクノロジーズ(デル)の「C1422H」は、14型のモバイルディスプレイだ。同社初のモバイルディスプレイとなる本製品は、左右に1基ずつのUSB Type-Cポートを搭載するデュアルポート構成で、さらにパススルー充電にも対応するなど、ノートPCとの組み合わせで真価を発揮する製品だ。

 今回、メーカーから機材を借用できたので、レビューをお届けする。

C1422H デル・テクノロジーズの14型モバイルディスプレイ「C1422H」。ボディーサイズは約322.37(幅)×202.69(奥行き)×14.3(厚さ)mmだ

Type-C接続専用でHDMI非搭載 スピーカーなしの割り切った設計

 まずは基本的な仕様をチェックしておこう。画面サイズは14型で、解像度はフルHD(1920×1080ドット)だ。IPS方式のパネルを採用しており、応答速度は6ms、輝度は300ニト、コントラスト比は700:1、視野角は上下/左右ともに178度となっている。パネル表面は非光沢だ。

 接続方法はUSB Type-Cのみとなり、HDMI接続には非対応でタッチ操作もサポートしない。スピーカーやイヤフォンジャックを始めとした音声出力系の機能も省かれているなど、全体的に割り切りが目立つ。全部入りではなく、本当に必要なミニマムな機能を求めるユーザー向けの製品だ。

 ボディーは折りたたみ式のスタンドと一体化した形状で、10〜90度までの角度を無段階で調整できる。縦向き設置にも対応するとされているが、その場合はこのスタンドが使えないので、別途タブレット用のスタンドなどを用意する必要があり、背面に折りたたんだスタンドが邪魔になる。実質的には横向き専用と考えた方がよいだろう。

C1422H スリムベゼルのすっきりしたデザインだ。タッチ操作には対応しない
C1422H スタンド一体型のデザインを採用する。ポート類は本体ではなくスタンド側に搭載されている
C1422H 左側面にはUSB Type-Cポートの他、ブルーライトカットボタン、明るさの調整ボタンが並ぶ
C1422H 右側面にUSB Type-Cポートをもう1基搭載する他、電源ボタンを備える
C1422H スタンドを折りたたんだ状態。設置や片付けがスムーズに行える
C1422H 最も垂直に立てた状態
C1422H 10度まで倒すことができるとされているが、バランスを考慮するとこの程度が限界だ
C1422H 重量は実測605g。スタンドが一体化していることを考えるとかなり軽い

 重量は公称で約590g、実測で605gと、スタンドが一体になったタイプであることを考えると非常に軽量だ。実際に持ち歩く場合は、これに付属のスリーブケースの重量が加算されるが、それを足しても重量は実測682gに過ぎない。軽さを求めるニーズには最適だろう。

 HDMI接続には対応しないことから、付属のケーブルはUSB Type-Cケーブル1本のみと控えめだ。パッケージには前述のスリーブケース、さらに簡易なマニュアルも付属する。

C1422H 付属ケーブルはUSB Type-Cケーブルのみとシンプルだ。
C1422H USB Type-Cケーブルはスペックが印字されていて分かりやすい。他社にも見習ってほしい配慮だ
C1422H 持ち歩き用のスリーブが付属する
C1422H スリーブに入れた状態。厚みがあり保護性能は高い
C1422H スリーブに入れた状態での重量は実測682gだった。これもかなり軽量な部類だ

 続いて、ノートPCに接続してみよう。

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