本製品は、背面の折りたたみ式のスタンド、さらに左右両方のUSB Type-Cポートを用いたパススルー充電への対応など、以前紹介したレノボの「ThinkVision M14」に似ている。
高さを調整するギミックや盗難防止スロットはないが、画面サイズも同じ14型で、調整機能もブルーライトカットと明るさ調整のみと、兄弟機と言っていい仕様だ。セールのタイミングで多少前後はするものの、実売価格も3万円台前半と、ほぼ横並びである。
そんな本製品の強みとなるのが、デルならではの3年保証、および修理時に交換品を先に届けるサービスが付属していることだ。モバイルディスプレイは据え置き型のディスプレイと異なり、持ち歩く機会も多く、持ち出さない場合でも設置/片付けを繰り返すため、故障の確率は高くなるが、そうした場合にも安心だ。
HDMI接続に非対応だったり、スピーカーが省かれていたりするなど、いわゆる「全部入り」でない点には気をつける必要があるが、デュアルUSBポート構成によるパススルー充電への対応など、14型としてはやや高価な3万円台前半という実売価格も、実際に使ってみると納得だ。長く安心して使いたい場合には、候補の最右翼に上がる製品と言ってよさそうだ。
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