米Microsoftは4月8日(現地時間)、「Windows 10 バージョン 1909」と「Windows 10 バージョン 20H2」が2022年5月10日でサービス終了になることを改めて告知した。同日に提供開始予定のセキュリティアップデートが、このバージョン向けに提供する最後の修正プログラムとなる。
サービス終了を迎えるバージョンは以下の通りだ。
Windows 10の各バージョンには、登場から18カ月のサポート期間が設けられている。この期間が過ぎると、Microsoftはセキュリティ更新プログラムも提供しない。
以上の4バージョンは登場から18カ月のサービス期間を迎えるが、Enterprise/Education/IoT Enterpriseの各エディションのサポート期間は30カ月となっており、バージョン20H2でも、この3エディションは2023年5月9日までサービス提供が続く。
そして、登場から30カ月が経過しようとしている以下の3バージョンは、2022年5月10日でサービス終了となる。まだ使用しているユーザーは、後継バージョンへのアップデートを急ごう。
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