米Microsoftは5月11日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview Build 25115」をDevチャネルで、「Build 22621」をBetaチャネルでそれぞれ公開した。Betaチャネル向けには大きな変更はないが、Devチャネルでは「Suggested Actions」と呼ばれる新機能が追加されている。
Windows 11 Insider Preview では、2022年3月に公開されたBuild 22581以降、DevチャネルとBetaチャネルの両方に同じビルドが提供され、チャネル間の切り替えが可能となっていた。しかし、本ビルドからは再び別々のビルドになり、DevチャネルからBetaチャネルに切り替えるには、Windowsのクリーンインストールが必要になる(10日間はOSのロールバックが可能)。
Devチャネルに追加された「Suggested Actions」は、日付や時間、電話番号をコピーするとWindowsがカレンダーのイベントを作成したり、Microsoft Teamsや他のインストール済みアプリを利用して電話をかけたりするなどのアクションを提案してくれる。ただし、Suggested Actionsを利用できるのは、原稿執筆時点では米国のInsiderのみとなっている。
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