Microsoftは5月24日(米国太平洋夏時間)、開発者向けイベント「Microsoft Build 2022」において、Windows 11向け「Microsoft Store」のアップデートを発表した。この中で、現在米国で提供中の「Amazonアプリストア(Amazon Appstore)」のプレビュー版を2022年内に日本を含む5カ国でも提供することを明らかにした。
Windows 11向けのAmazonアプリストアを使うと、同ストアで公開されているAndroidアプリの一部をWindows PCで利用できるようになる。Windows 11の発表時に目玉機能の1つとして発表されたものの、2022年2月にようやく米国で“プレビュー版”としての提供が始まった所で、対応が遅れている状況だ。米国でのプレビュー版で利用できるアプリは50個ほどだったが、現在は1000個以上に増えている。
この機能で使えるのは、あくまでもAmazonアプリストアに登録されたAndroidアプリの一部であって、「Google Play」に登録されているAndroidアプリの利用やAndroidアプリファイル(APKファイル)の直接登録には対応しない。
なお、Windows PC上でAndroidアプリを利用する取り組みとしては、ゲーム限定だがGoogle自らが提供している「PC版Google Play ゲーム」もある。こちらは香港、韓国、台湾でβテスト中だ。
今後、Windows 11版Amazonアプリストアのプレビュー版の提供される予定の国/地域は以下の通り。
Amazonアプリストアの開発者向けサイトでは、Windows 11版ストアへの対応を促すページも用意されている。画像のように、しっかりと日本語化されているので気になるAndroidアプリ開発者はチェックしてみよう
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