Windows PC版「Google Play ゲーム」のβテストが香港、韓国、台湾でスタート 「Instant Play」対応ゲームを中心に利用可能:日本向けの展開は未定

» 2022年01月20日 18時55分 公開
[井上翔,ITmedia]

 Googleは1月20日から、香港、韓国、台湾においてWindows PC版「Google Play ゲーム(Google Play Games)」のβ(ベータ)テストを開始した。βテストは招待制で、公式サイトから登録した後、招待状が届けば誰でも参加できる。

 なお、日本を含むβテストの対象外地域に住んでいるユーザーは、利用可能になった際にメールで通知を受け取るサービスを利用可能だ。

日本はまだ Windows PC版「Google Play ゲーム」のWebサイト。日本語化はされているものの、日本で登録したGoogleアカウントではまだ参加できない
GoogleがYouTubeにアップロードしたβ版の紹介動画

最小要件

 Windows PC版Google Play ゲームを利用するには、以下の最小要件を満たすPCが必要となる。

  • OS:Windows 10(バージョン2004以降)
  • ストレージ:SSD(20GB以上の空き容量が必要)
  • CPU:論理コア8基(4コア8スレッドまたは8コア8スレッド)以上
  • GPU:ゲーミングクラスのもの(後述)
  • メモリ:8GB以上
  • その他
    • Windowsの管理者アカウントでログインすること
    • ハードウェア仮想化(HypervisorまたはHAXM)を有効化すること

 Googleのサポート情報によると、「グラフィックスメモリが1GB未満のAMDデバイス」と「Lenovo ThinkPad」は現時点では非対応となっているようだ。

最低要件 PCに求められるスペックの最低要件

GPUの要件

 Windows PC版Google Play ゲームでは、GPUの要件が「ゲーミングクラス」とされている。具体的には、以下のGPUを搭載するPCが必要となる(1月20日時点)。

  • NVIDIA
    • GeForce GTX 600/700/800/900/10シリーズ
    • NVIDIA TITAN Vシリーズ
    • GeForce GTX 16シリーズ
    • GeForce RTX 20/30シリーズ
  • AMD
    • Radeon HD 7000シリーズ(7790以上)
    • Radeon HD 8000シリーズ(8970/8990)
    • Radeon R9 200シリーズ
    • Radeon R7/R9 300シリーズ
    • Radeon RX 400シリーズ
    • Radeon RX 500シリーズ(570以上)
    • Radeon RX Vegaシリーズ
    • Radeon RX VIIシリーズ
    • Radeon RX 5000/6000シリーズ
  • Intel
    • Iris Xe Graphics
対応GPU 対応するGPU(1月20日時点)

現時点では「インスタントゲーム」への対応がメイン

 要件を見る限り、PC上に仮想マシンを構築してAndroidゲームを動かすという実装になっているようだ。サーバ上でゲームを実行し、その結果を動画としてストリーミングする、いわゆる「クラウドゲーミング」という手法は取っていない。

 そのこともあってか、Googleは端末にインストールせずに楽しめる「Instant Play(Google Play Instant)」に対応するゲームアプリを中心にWindows PCへの対応を進めている。

 公式サイトの説明を読む限り、同社は可能な限り多くのAndroidゲームアプリをPC上でプレイできるようにする方針のようである。より多くの「大作」が楽しめるようになることを期待したい。

よくある質問 PC向けGoogle Play ゲームでは、Instant Playに対応するゲームを利用できるようにすることを優先しているようだが、なるべく全てのAndroidゲームアプリに対応させる心づもりも感じられる
理想の姿 最近のスマホゲームには、下手なPC向けゲームよりもグラフィックス(GPU)を駆使しているものもある。そのようなタイトルもPCで楽しめるようになることが期待される

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