「ほぼ正方形」の27.6型ディスプレイ「28MQ780-B」は果たして便利か?:アスペクト比は何と16:18!(3/3 ページ)

» 2022年07月19日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

思い切って投資するだけの価値は十分にある製品

 以上のように、本製品を便利に思えるかはこれまでの利用経験および環境が大きく影響してくるが、ディスプレイとしての性能面および機能面は全く問題がなく、特殊なアスペクト比でありながら極めて完成度の高い、安心して使える製品だ。

 最後になったが、本製品はメインディスプレイとサブディスプレイ、どちらに向いているのだろうか。ポテンシャル的にはメインのディスプレイとして使用しても何ら差し支えないのだが、前述のように既に大画面ディスプレイを使用している場合、本製品をメインにすると、これまでよりも横幅が狭くなってしまうケースも出てきかねない。

 本製品に付属するディスプレイアームは、高さ調節の範囲も狭いため、本製品の手前にノートPCを置く配置だと、画面の下部を隠してしまう可能性がある。そもそも本製品の上端は当初より目線よりも高い位置にあるので、仮に高さ調節の範囲が広く、ディスプレイをさらに持ち上げることが可能でも、目が疲れるのは必至だ。

 こういった条件を総合すると、本製品はサブで使った方が生きてくるというのが筆者の考えだ。ただしノートPCなどを手前に置かず、また他にディスプレイがない環境であれば、メインディスプレイとしての利用も何ら問題はない。この場合、画面下端をデスク面ギリギリまで下げて利用するのが必須条件となる。

LG電子 液晶ディスプレイ 28MQ780-B アームは動きこそスムーズなのだが、2軸かつアーム自体が短いこともあり、微妙な位置調整はあまり得意ではない
LG電子 液晶ディスプレイ 28MQ780-B 高さ調節の範囲も決して広くない(130mm)ため、ノートPCを手前に置く配置だと、画面下部が隠れてしまう
LG電子 液晶ディスプレイ 28MQ780-B アームの硬さは調整可能だ。現在の値は5段階の目盛りで表示される

 なお個人的に評価したいのは、市販のディスプレイアームにも対応することだ。本製品付属のディスプレイアームに不満を感じた時の手段がきちんと用意されているのは、変に囲い込もうとせずにユーザーの利便性を重視した設計で、もっと評価されてよいポイントと言えるだろう。

 価格は8万円台半ばと高価だが、3年保証もついており、思い切って投資するだけの価値は十分にある製品というのが、今回試用した上での結論だ。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  2. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  3. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  6. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  7. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  8. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  9. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  10. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー