米Intelは7月28日(米国太平洋夏時間)、2022年第2四半期の決算を発表した。今期の決算では「Optane(オプテーン)メモリ」に関する減損処理を実施しており、決算報告において同事業の縮小を開始し、CXL(Compute Express Link)接続のメモリに注力する旨が明記された。
Optaneメモリ事業の縮小は、NANDメモリ事業の韓国SK hynixへの売却、米McAfee(マカフィー)の売却に次ぐ事業整理の一環で、今後同事業は終息となる予定だ。
Optaneメモリは、Intelと米Micronが共同で開発した不揮発性メモリ技術「3D XPointテクノロジー」を利用したを利用したIntelの製品群で、NANDメモリよりも高速だがDRAMよりも遅いという特徴を持っている。
Intelでは「従来のメモリとストレージのギャップを埋める」として、Optaneメモリを高速キャッシュストレージなどとして活用してきた。なお、Micronは2021年に3D XPointテクノロジーの開発から撤退済みだ。
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