キースイッチを交換可能! こだわりマウス「ROG Chakram X」を試して分かったことアナログスティックも装備(3/4 ページ)

» 2022年08月15日 13時00分 公開
[今藤弘一ITmedia]
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ジョイスティックやボタンは割り当てをカスタマイズ可能

 ボタンへの割り当ては、ボタンとジョイスティックで合計11個がカスタマイズ可能だ。変更する項目は「マウス機能」「キーボード機能」「マルチメディア」などのカテゴリーに分けて選べるが、キーボード機能の場合はキーを押すことでも割り当てるキーを決定できる。

ROG Chakram X キーの割り当ては「ボタン」タブで行う

 プロファイルは「Profile1」〜「Profile5」までのプリセットが用意されており、ジョイスティックをアナログで使用する際にはProfile3を選ぶ必要がある。

 ジョイスティックの調整は「水平ジョイスティック」と「垂直ジョイスティック」の2つを選択できるが、水平だと前後方向がX軸に、上下方向がY軸になるが、垂直の場合は逆で、上下がX軸、前後がY軸になる。Profile3のデフォルトは水平ジョイスティックだが、キャラクターを前進させるのはY軸が基本となるので、垂直ジョイスティックの方が直感的に利用できるだろう。

 実際に「DEATH STRANDING」「ファイナルファンタジーXIV」「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」などのゲームタイトルで試してみたところ、親指でジョイスティックを動かしてキャラクターを操作しつつクリックしたり、ボタンを押したりするのはかなり難しい。逆にアナログモードではなくデジタルモードにして、機能を割り当てる方が使い勝手はよいと思う。

ROG Chakram X Profile3でジョイスティックをアナログモードにした設定が使える
ROG Chakram X ジョイスティックを操作するにはかなり深く「かぶせ持ち」をする必要があるが、操作はやや難しい

 この他にも、LEDタブではライトの光り方の調整が可能で、同社製品でAura Syncに対応する他のデバイスを持っている場合は、協調したライティングにすることができる。キャリブレーションタブはマウスパッドの識別較正ができ、「手動調整」では使っている環境に最適化可能だ。電源タブは、バッテリーの残量やスリープに移行するまでの時間を設定できる。

ROG Chakram X LEDの光り方を調整できるLEDタブ
ROG Chakram X マウス前方はホイールとクリックボタンのあたりが光る
ROG Chakram X 背面にあるROGのロゴも光る
ROG Chakram X 付属の交換パーツをセットして光らせた状態
ROG Chakram X 使っているマウスパッドの較正を行えるキャリブレーションタブ
ROG Chakram X スリープに移行するまでの時間などを設定するキャリブレーションタブ

 最後に、ユーティリティーを使ってマウスセンサーの精度を見ていこう。

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2024年05月08日 更新
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