マウスセンサーの精度を見る「Mouse Tester Software」で800/1600/3200/1万6000/3万6000の各dpiでの挙動を調べてみた。いずれの場合もマウスの振り方にセンサーが追いついてきており、精度のよい値を示した。
Chakram Xを試用してみて感じたのは、ゲーミングマウスとしての必要十分な機能を備えていながら、スイッチを交換できたり、割り当てて使えるボタンが多かったりと、かゆいところに手が届く仕様が好印象だ。
個人的に引かれたのはスイッチを交換できることで、好みのスイッチに変更するもよし、不具合が出た場合はすぐに交換ができるのも助かる。ジョイスティックの操作性については、かなり評価が分かれるポイントで、機能を割り当てなどでカスタマイズのしがいがありそうだ。
細かいところでは、ポーリングレートが任意の値に変更できなかったり、アングルスナップがオンとオフの2パターンしかなかったりする点など、もう少し細かく設定できてもよいと思うところはある。
しかし、ROGシリーズの名を冠するだけあって基本的な性能は高く、有線と無線、Bluetoothでの接続が可能と、初心者が何も設定を変えずに利用したとしても十分に満足できる仕上がりになっている。これからゲーミングマウスを買おうとするのであれば、Chakram Xを選択肢に入れてもよいだろう。
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