Microsoftは10月3日(現地時間)、個人向け「Microsoft Defender」に個人情報の盗難監視機能を導入すると発表した。米国のMicrosoft 365(PersonalおよびFamily)加入者向けに提供される。
これは、90カ国以上でサービスを提供している信用調査企業「Experian」と提携し、同社の強力なID監視技術を活用してインターネットやダークウェブ、ファイル共有、チャットルームなどで個人情報が共有されている場合に、それを検出、追跡し、ユーザーに警告を発するという。
ユーザー名やパスワード、クレジットカード番号など最大64種類の個人情報を監視でき、例えば、あるサービスに登録していたメールアドレスの漏えいが確認された場合、そのサービスにクレジットカード番号が登録されていれば、その情報も報告される。
どのような情報が漏えいしたかが分かっていれば、パスワードの変更や多要素認証の有効化、銀行やカード会社への連絡など対策も講じやすい。
また、オプションとして個人情報の盗難保険も提供され、個人情報の復元に関連する弁護士費用などを最大100万ドル、個人情報の盗難によって生じた損害が最大10万ドルまで保証される。
英Simulant Systemsが、Amiga Corporationから正式にラインセンスを受けた「Amiga "Classic" USB mechanical PC keyboard」の予約販売を500台限定で開始した。税抜き価格は100ポンド(約1万7000円)となっている。
Amigaは、1985年に米Commodoreから発売されたパーソナルコンピュータだ。低価格ながら、当時は高価なワークステーションが利用されていた3DCGやグラフィック作成に対応しており、プロクリエイターなどにも愛用されていた。国内外のTV番組でも、Amigaで作成されたCGが多数使われている。
Simulantのキーボードは、そのAmigaのデザインを復刻したもので、本体のカラーやキーキャップの印字などもAmigaのデザインに近づけている。もちろん、デザインを踏襲しているだけで、キーボード自体は通常のUSBキーボードだ。
キースイッチにはCherry MX(茶軸)が採用されている。なお、キーボードのベースレイアウトはISO配列(102キーボード)だが、US配列などを再現できるよう、追加のキーキャップも用意されている。
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