Microsoftは10月24日(米国太平洋夏時間)、Armアーキテクチャベースの開発者向けPC「Windows Dev Kit 2023」(旧称:Project Volterra)を発売した。米国のMicrosoft Storeでの販売価格は599.99ドル(約8万9300円)となっている。日本のMicrosoft Storeでも10月25日(日本時間)、「Windows 開発キット 2023」として税込み9万9880円で販売が始まったものの、同日15時時点では「在庫切れ」となっている。
Windows Dev Kit 2023は、5月24日(米国太平洋夏時間)に発表された開発者向けPCで、当時は「Project Volterra」という仮称で呼ばれていた。
主なスペックは以下の通りとなる。
Microsoftでは、本キットを含めてArmネイティブのWindowsアプリの開発を支援する動きを強化している。その中核となる開発アプリ「Visual Studio 2022 17.4」とアプリケーションフレームワーク「.NET 7」のArmネイティブの製品版は、これから数週間以内に提供される予定だ。
また、同社は10月1日(米国太平洋夏時間)から、クラウド仮想マシン「Azure VM」において「Ampere Altraプロセッサ」を利用したArmアーキテクチャのインスタンスの提供を段階的に始めている。Armアーキテクチャのインスタンスでは、以下のOSを稼働できる。
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