自由度は想像以上! PCでも便利に使える20段階で“曲がる”有機EL TV「LG OLED Flex」を体験してみたゲーミングにも最適(2/3 ページ)

» 2022年12月02日 12時30分 公開
[渡辺まりかITmedia]

あらゆる映像コンテンツを最適に表示

 モノがモノだけに、画面が曲がることに注目が集まりがちなLG OLED Flexだが、映像表示に関する機能はどうなっているのかチェックしていこうと思う。

 モデル名の通り、LG OLED Flexは42型の有機ELディスプレイ(OLED)を搭載している。解像度は4K(3840×2160ピクセル/約829万4400画素)で、最大120Hzの高フレームレート表示も可能だ。

 HDMI入力端子は「HDMI 2.1」に準拠しており、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低レイテンシーモード)、eARC(Enhanced ARC)、DSC(ディスプレイストリーミング圧縮)にも対応している。最新のグラフィックスカードを備えるゲーミングPCや、コンソール型ゲーム機のポテンシャルをしっかりと引き出せる。

 LGの他の有機EL TVと同様に、LG OLED Flexにも「OLED evoテクノロジー」が適用されており、それを支えるSoC「α9 Gen5 AI Processor 4K」も備えている。

 解像度の低い映像を迅速かつ美しくアップスケーリングする「4K AIアップスケーリング」や、映画やアニメ、スポーツといったジャンルやシーンに最適な映像描画を行う「AIジャンル選択/シーン検出」、映像を5000フレーム以上に分割し、コントラストとディテールを向上するようなトーンカーブに組み替える「ダイナミックトーンマッピング」、オブジェクトの検出により前景/背景を見分けやすくする「オブジェクト型リアルタイム処理」、自然な肌色を保ちつつ、それ以外の箇所を鮮やかにする「ダイナミックビビッド」など、このテクノロジーにより、さまざまな映像処理が行えるようになっている。

SoCの説明 OLED evoテクノロジーの“要”を担う、α9 Gen5 AI Processor 4Kの概要。これにより「人の目が直接捉えるような、自然で美しい映像」の描画を行うという

 TVチューナーは地上デジタル放送用が3基(CATVパススルー対応)、BS 4K/110度CS 4K放送用が2基、BS/110度CSデジタル放送が3基搭載されている。その他のポート類は、HDMI入力端子×4、光音声デジタル出力端子、USB 2.0 Type-A端子×3、ヘッドフォン出力端子、有線LAN(100BASE-TX)端子を備えている。無線LANはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応する。

 先述の通り、HDMI入力端子は全てHDMI 2.1規格に準拠しており、PC用のフレーム同期技術「NVIDIA G-SYNC」「AMD FreeSync Premium」にも対応している。ARC/eARC対応の端子は1基(HDMI入力2)のみとなるが、それ以外のスペックはどの端子も同一なので、「HDMI 2.1機器をどの端子につなげばいいのか……?」と迷うこともない。

背面 背面のポート類は、ふたによって覆われている。左側にアンテナ入力(地上デジタル用とBS/110度CS用)と有線LAN端子を備え、右側にUSB端子やHDMI入力端子などを備えている

 内蔵スピーカーは10W×2(ステレオ)+20Wウーファーという構成だが、マジックリモコンのある位置を中心に音を最適化する「AIオートチューニング」に対応しており、仮想7.1ch再生も可能だ。Bluetoothオーディオに準拠するワイヤレススピーカーを接続することで、物理的な立体音響環境を構築することもできる。

音響回り 本体のスピーカーだけでもバーチャルサラウンドを利用できるが、Bluetoothスピーカーを用意することで物理的な立体音響環境を構築することもできる

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