Microsoftは3月27日(現地時間)、3月に「Microsoft Teams」で実施したアップデート内容のまとめを公開した。
Microsoft Teamsのアップデート内容まとめ3月版が公開された
主なアップデート内容は下記の通りだ。
「より速く」「よりシンプルに」「より柔軟に」「より賢く」の4つを大きなテーマにしたWindows向けの新しいデスクトップアプリをプレビュー公開。既存アプリの2倍高速に起動し、メモリ使用量も最大50%削減される。
- Microsoft Teams ミーティングのビデオフィルター:会議の参加者が、アニメーションフレームや色相の変更など、さまざまなフィルターを適用できるようになった
- PowerPoint Liveのビデオ クローズド キャプション:PowerPointに動画を埋め込む際、クローズドキャプションを簡単に追加できる。TeamsでPowerPoint Liveを使用して共有すると、参加者が言語を選択してクローズドキャプションを表示できる
- ホワイトボードのイノベーション:60以上のテンプレートを使用してホワイトボードを素早くセットアップしたり、付箋を使用して共同作業者を識別したりする機能などが追加された
- 発言後のユーザーの挙手を自動的に下げる:挙手をして発言後、挙手を下げることを提案するようになった。提案に反応しなかった場合、自動的に手を下げるようになる
- ミーティング ツールバーの改善:ミーティングツールバーが新しくなり、専用の挙手ボタンを使用してミーティングツールバーから挙手したり、サブメニューグループから [その他]メニューを簡単に移動できるようになった
- 公衆交換電話網(PSTN)からの参加者がDoD/GCC High環境のブレイクアウトルームに参加可能:公衆交換電話網(固定回線など)を利用している参加者が、DoD/GCC High環境(米国防総省や高度に機密な状況で航空、防衛業者などと取引を行う政府期間向けの環境)のブレイクアウトルームに参加できるようになった
- 超音波ハウリング検出:複数の人が同じ場所から会議に参加している場合、別のTeamsデバイスが近くで検出されると、それを通知するようになった。ハウリングを防止するため、後から参加したユーザーのマイクとスピーカーが自動的にミュートされる
- 匿名ユーザーまたは認証されていないユーザーのチャット書き込み:IT管理者は、匿名ユーザーのチャットへの書き込みをポリシーレベルで制限できるようになった
- Web 上の Teamsミーティングで利用可能な全ての言語でのライブトランスクリプト:Teamsミーティング中に、発言者とタイムスタンプを付加した文字起こしを使用できる。テキストは、会議の動画または音声と一緒にリアルタイムに表示される
- 全てのデバイスで会議から退出する:複数のデバイスでミーティングに参加している場合、1つのデバイスで退出すると、全てのデバイスで退出できるようになる
プロフィールカードの拡張ビューが導入され、チャットやチャネル、通話、会議からプロフィールデータを検索し、連絡先や役職、組織図、LinkedInのプロファイルなどを見られるようになった。
- Apple CarPlayのカレンダービューからミーティングに参加する:iPhoneのApple CarPlayの新しいカレンダービューから、ミーティングに参加できるようになった
- Teamsモバイルのテキスト予測:Teamsでメッセージを作成または返信すると、エディターのテキスト予測は、ユーザーの書き込みを予測し、適切な単語またはフレーズをインラインで提案するようになった
- Android上のMicrosoft Teams RoomsのTeamsミーティング中のチャットバブル:Teamsミーティング中に送信されたチャットを Teamsルームのルームディスプレイ前面に表示し、ミーティングと並行して行われているチャットの会話を確認できるようになった
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.