ドスパラのクリエイター向けブランド「raytrek」から、ノートPCの新モデル「raytrek R5-RL6」がリリースされた。同製品にはいくつかバリエーションがあるが、今回は「raytrek R5-RL6 写真向けモデル」をテストした。
raytrek R5-RL6は、ベースモデル1つと派生モデル6つの計7モデルが存在している。共通のスペックはCPUがIntel Core i7-13700HX、GPUがNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU(グラフィックスメモリは8GB)などで、メモリは各用途にあわせて16GBもしくは32GBとなる。モデルによってはバンドルソフトもある。
raytrek R5-RL6ラインアップ | |||
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モデル名 | メモリ | 付属ソフト | 価格(税込) |
ベースモデル | 16GB | − | 22万4980円 |
写真向けモデル | 16GB | − | 22万4980円 |
イラスト向けモデル | 16GB | CLIP STUDIO PAINT DEBUT 2デバイスプラン 24カ月版 | 22万4980円 |
Office Personal 2021モデル | 16GB | Office Personal 2021 | 24万6980円 |
Adobe Creative Cloud推奨スペックモデル | 32GB | − | 23万9980円 |
動画編集・配信向けモデル | 32GB | − | 23万9980円 |
DTM向けモデル | 32GB | Cubase LE 12 | 23万9980円 |
raytrek R5-RL6は注文時にBTOカスタマイズも可能だが、上記のような派生モデルがあらかじめ用意されているので、PCハードウェアに明るくないクリエイターでも用途に適したスペックの製品を選べるだろう。一部モデルはバンドルソフトもあるのでお得に買え、これからクリエイターを目指す人に優しいラインアップだ。
また、raytrek R5-RL6は定番クリエイター向けソフトウェアの動作検証が行われており、推奨スペックが確保されている部分も心強い。Adobe Creative Cloud推奨スペックとしているモデルも用意されているが、基本的にはシリーズ全てが推奨スペックを満たしているのでどれを選んでも問題はない。
マンガ制作アプリでは、CLIP STUDIO PAINTおよびCLIP STUDIO TABMATEはともに動作検証済みで、さらにWacomペンタブレットも動作検証が行われている。
クリエイティブ用途に安心して使えるところが、raytrek R5-RL6シリーズのポイントといえる。それではハードウェアとしての実力を見ていこう。
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