輸入品が大半を占めるPCパーツは、為替変動の影響を受けやすい。昨今の円安傾向から「代理店のバッファーが尽き次第、あらゆるパーツがじわじわ値上がりしそう」(某ショップ)との声が聞こえる中で、対照的に盛り上がっているのがRyzenだ。
パソコンSHOPアークは「Ryzenと対応マザーのセット割が6月初旬から走っていまして、構成によっては1万円以上安くなるんですよ。それで夏のボーナスも見越してRyzen 9あたりとマザーを一緒に買っていく人が増えています」という。
例えば、「Ryzen 9 7900X」(同店で6万1900円)と主要メーカーのAMD 600搭載マザーを同時に買えば1万1650円引かれるので、CPUの値段が約5万円となる(価格は税込み、以下同様)。「DDR5メモリもDDR4とそこまで変わらないレベルまで安くなっていますし、チャンスだと思いますよ。梅雨はRyzenが狙い目かも」(同店)
パソコン工房秋葉原本店でも、Ryzenと対応マザーで最大1万円引きとなるセット割を7月2日まで実施中だ。「これだけ値引きが大きいと、やはり効果は感じますね」と話していた。
続いては、PCIe 5.0接続SSDの新モデルを見ていこう。
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