ASUS JAPANから登場した「ROG Swift OLED PG27AQDM」は、26.5型のOLED(有機EL)パネルを採用したゲーミングディスプレイだ。
素子自体が発光するOLEDならではの鮮やかな発色と色再現性、そして240Hzのリフレッシュレートに対応する0.03ミリ秒の高速応答性能を兼ね備え、さらにROGシリーズらしいビジュアルとイルミネーション演出など、多彩な独自機能を備える。実機を入手したので、レビューをお届けしよう。
まず、このディスプレイは個性あふれるビジュアルが印象的だ。オフィス向けのディスプレイ製品とは一線を画す、スリムでシャープなスタイルとサイバーなデザインによって、ROGシリーズ共通の世界観を表現している。
ゲーミングディスプレイとしては大きめに分類される26.5型というサイズだが、画面を搭載した極薄の1枚板に本体ユニットが結合されているような構造になっている。良い意味でペラペラの部分が多く、スタンドもフレーム状の3脚スタイルのため、サイズ以上にスマートに見える。
なお、具体的なサイズはスタンド込みで約605(幅)×274(奥行き)×438〜548(高さ)mm、スタンドなしで約605(幅)×50(奥行き)×351(高さ)mmだ。重量はスタンド込みで6.9kg、スタンドなしの場合は2.8kgとなっている。
そのスタイルゆえ、取り扱いには多少慎重さが必要だ。薄さを感じる部分でも剛性はしっかりと確保されているので見た目ほど頼りなさはないのだが、やはり通常のディスプレイ製品よりは慎重な扱いが必要になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.