2560×1600ピクセル対応の「LG gram +view 16MR70」は従来モデルの弱点を克服したユニークな16型モバイルディスプレイだモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

» 2023年07月04日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

縦置きにも対応 新たに最大45Wのパススルー充電もサポート

 では実際に使ってみよう。

 USB Type-Cポートは、本体の左右両方に1基ずつ搭載されており、機能的には違いがない。そのため、接続先のデバイスの配置に合わせて、どちらのポートにケーブルをつないでも利用できる。

 本製品は有機ELではなく一般的なIPS液晶だが、発色はかなり鮮やかだ。DCI-P3のカバー率が99%と、広色域に対応しているだけのことはある。また従来モデルと同じく斜め方向から見た時の色の変化も少なく、色にこだわりのあるユーザーにお勧めできる。

モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 接続はUSB Type-Cポート一択で、HDMI接続には非対応だ
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 USB Type-Cケーブル1本で接続できる。ポートの配置が下寄りなので手などに引っかかりにくい
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 USB Type-Cポートは右側面にもある。どちらと接続しても構わない
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 レノボ・ジャパンの14型モバイルPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」(左)と並べた状態。縦方向にかなり広いことが分かる
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 斜め方向から見た時の色の変化の少なさは、モバイルディスプレイの中でもトップクラスだ
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 ノートPCの真横に並べるとケーブルのコネクターが干渉するが、その場合は接続先を反対側のUSB Type-Cポートに切り替えれば済む
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 背中合わせにしてプレゼンなどにも利用できる。配線の自由度も高い
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 縦向きで設置する場合は、ボタン(後述)のある右側面側が上になる。反対向きだとスタンドに吸着しない
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 ベゼル幅は左右および上ともに実測で7mmだった。ベゼルと画面の間には段差がある

 さて本製品の大きな特徴として、パススルー充電をサポートしたことが挙げられる。本製品にUSB PD充電器を接続することで、本製品経由でノートPCなどを充電できる機能だ。従来モデルは、せっかくUSB Type-Cポートを2基搭載していながらパススルー充電には非対応と、宝の持ち腐れだったので、本製品で新たにサポートしたのは大きな強みだ。

 ところで、こういったパススルー充電に対応した製品は最近増えつつあるものの、実際に使おうとすると出力が足りず、PCを接続しても電源として認識されなかったり、また認識されてもバッテリーが回復しなかったりすることも少なくない。しかし本製品は、最大45Wの出力に対応しており、スマホやタブレットはもちろんノートPCに至るまで、事実上デバイスを問わずに充電が可能だ。

 ちなみにパススルー充電を利用する場合、モバイルディスプレイ自体が一定の電力を消費するため、PCに給電されるのはUSB PD充電器の出力よりもワンランク下になる。具体的には、65Wの充電器をつないだ場合はPCに45Wが給電され、45Wの充電器をつないだ場合はPCには30Wが給電される。利用するUSB PD充電器は、なるべく出力が大きな製品をチョイスしよう。

モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 外部のUSB PD充電器から本製品に給電しつつ(右奥)、本製品からノートPCを充電している状態
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 65W充電器に接続すると、本製品がいくらかの電力を消費するので、デバイスでは45Wの充電器として認識される
モバイルディスプレイ LG gram +view 16MR70 LG電子 16型 45W充電器に接続すると、本製品がいくらかの電力を消費するため、デバイスでは30Wの充電器として認識される

 最後に、ユーティリティーの「LG Switch」をチェックする。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月13日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. カラー電子ペーパーで好きな画像を飾れる「SwitchBot AIアートキャンバス」が楽しい 13.3型の迫力と魅力 (2026年02月13日)
  3. 手のひらサイズの小型PCがお得に! GEEKOMが「冬セール」を開催中 (2026年02月12日)
  4. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  5. PC値上げの波はVAIOにも? 糸岡社長が明かす「マウスエフェクト」への対応とブランド価値の向上 (2026年02月13日)
  6. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  7. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  8. アイ・オー、拡張ドック機能を備えたType-C接続対応の27型4K液晶ディスプレイ (2026年02月12日)
  9. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  10. 「雲」から降りてきたAIは「パーソナル」な存在になれるのか――開催から1カ月経過した「CES 2026」を振り返る (2026年02月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年