ASUS JAPANの一般向けPCラインアップにはフラグシップの「Zenbook」シリーズや、クリエイター向けの「ProArt Studiobook」シリーズなどがあるが、中でもエントリーモデルからクリエイター向けのハイエンドモデルまで18製品52モデルと幅広いラインアップを取りそろえているのが「Vovobook」シリーズだ。
今回は5月に発売されたVivookシリーズの中でも、コストパフォーマンス重視のエントリーモデルである「Vivobook Go 15 OLED(E1504FA)」を紹介しよう。
価格は直販サイトで「E1504FA-L1368W」が8万9800円(税込み、以下同)、「E1504FA-BQ632WS」が9万9800円となっている。両モデルともハードウェア的には同じもので、前者にはWPS Office 2、後者にはMicrosoft Office Home and Business 2021がプリインストールされている。
なお、E1504FAには有機EL(OLED)ではなくTFT液晶を搭載した「E1504FA-BQ632W」というモデルも用意されている。こちらは7万9800円(WPS Office 2)とさらにお手頃だ。
Vivobook Go 15 OLED(E1504FA)は15.6型(1920×1080ピクセル)のOLEDディスプレイを搭載している。表面はグレア処理だが反射はそこまで気にならない。タッチ操作には非対応だ。ピーク輝度は400ニトで、色域DCI-P3のカバー率は100%に対応している。色表現に関してはPANTON認証も受けているなど、エントリーモデルとしてはかなり充実した仕様といえるだろう。
インタフェースは、右側面に3.5mmのマイク/ヘッドフォンジャック、USB 3.2 Gen 1対応のType-C、USB 3.2 Gen 1対応のType-A、HDMI、ACポートがある。左側面にはUSB 2.0対応のType-Aとなっている。フルサイズのHDMIポートがあるのは、ビジネス用途では助かることも多そうだ。
キーボードはキーピッチが約19mmのフルサイズとなっている。BackSpaceキーの横にある「¥」キーが小さくなってしまっているが、全体的に無理のない配置に仕上がってる。テンキーも備えており、ビジネス用途のイメージはあるが、Vivobook Go 15 OLED(E1504FA)には指紋認証や顔認証などの生体認証が非搭載なので、WindowsのPIN入力などにも便利に使える。
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