モップの乾燥も自動で手間いらず! Roborockが新型ロボット掃除機を発売 超強力なスティック型水拭き掃除機も上陸(2/2 ページ)

» 2023年07月12日 12時00分 公開
[井上翔ITmedia]
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Dyad Proの概要

 Dyan Proは、Roborockとしては日本に始めて投入するスティック型掃除機だ。「よりキレイに掃除したい」というニーズに応えるために、ロボット掃除機の開発ノウハウを生かしつつ開発されたという。

Roborock Dyad Pro Dyad Proは、Roborockとしては日本初投入となるスティック掃除機である

 その最大の特徴はやはり吸引力で、最大1万7000Paの吸引に対応する。吸引と水拭きを同時に行えることも魅力といえる。吸引力はダストセンサーによって自動調整されるが、自分でコントロールすることもできる。

 汚れやほこりを徹底的に取り除けるように、ローラーブラシ(モップ兼用)は3基構成となっている。壁際には最大で約1mmまで迫れるので、壁面の形状にもよるが隅々まで掃除可能だ。

 このローラーは自走式で、軽い力でしっかりと清掃できるようになっている。ヘッドは最大80度回転するので、取り回しもしやすい。自立もするので、急な作業や用事にも対応しやすい。

ローラー ローラーは「2×1」の3基構成となっている。掃除中に奥側となる方のローラー(2基)はエッジまで迫っており、これが隅々まで掃除できる秘訣(ひけつ)となっている
側面 ローラーは付属の充電ドッグで清掃/乾燥を行えるようになっている
大柄 ローラーは自走式なので、大柄な割に軽い力で掃除を進められる。ヘッドも80度回転するので、取り回しも容易だ

 本体には水拭き用の清水タンク(900ml)に加えて、床用洗剤タンクも用意されている。ここに純正の「フロアクリーナー」(ユニリーバ製、8月上旬発売予定)を投入すると、フローリングにおける清掃能力が向上する。床用洗剤タンクにフロアクリーナーを満タンまで入れると、最長で10時間分の清掃に利用できるという(※2)。

(※2)掃除機を「エコモード」にした場合。動作モードや床面の状況によって変動します

 本体の動作状況は、本体上方にあるLEDパネルの他、ロボット掃除機と同じ「Roborockアプリ」でも確認できる。アプリを使うと、本体の細かい設定や動作(掃除)履歴の確認も行える。

洗剤タンク 床用洗剤タンクはヘッド部分に用意されている。ローラーへ均等に洗剤を行き渡らせるそうだが、専用洗剤は本体から遅れての発売となる
アプリ 本体の状況はLEDパネルとスマホアプリで確認できる。単体でも十分に活用できるが、細かい設定を行えることを考えるとスマホアプリの利用をお勧めしたい

 本体とドッグの寸法と重量は以下の通りとなる。

  • 本体:約26(幅)×30.3(奥行き)×110.9(高さ)cm/約4.8kg
  • ドッグ:約32.4(幅)×36(奥行き)×20.9(高さ)cm/約1.3kg
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