PCケースの新製品で異彩を放っていたのは、JONSBO SHENZHEN TECHNOLOGYから登場したMini-ITXケース「JONSBO N2」だ。ホワイトとブラックがあり、価格は2万7000円弱となる。
サイズが約222.5(幅)×222.5(奥行き)×224(高さ)mmのキューブ形状のケースで、下側の空間に3.5インチドライブベイを5基配置しているのが特徴だ。マザーボードはケース上部に組み込む仕様で、高さ約65mmまでのCPUクーラーを使える。電源ベイはSFX専用で、ロープロファイル対応の拡張スロットベイに加え、2.5インチドライブベイも別に設けている。
入荷したオリオスペックは「大容量のドライブが欲しい人にちょうど良いケースですね。こういうコンセプトのケースは今なかなか見つかりませんから」と話していた。
また、同店にはGEEEKのMini-ITXケース「G1 SE2」も入荷している。2021年3月に登場した「G1 SE」のバージョンアップモデルで、こちらも2万7000円弱となる。
ライザーケーブルを使って大きめのグラフィックスカードが組み込める「G1 SE」の特徴を引き継きつつ、マザーボード台をスライドすることで、2.65スロット厚から3.15スロット厚まで微調整できるように進化した。
さらに、ライザーケーブルがPCIe 4.0対応となったり、フロントにUSB Type-Cポートを1基加えたりといった違いもある。ボディーサイズは約145(幅)×333(奥行き)×235(高さ)mmと、従来モデルから若干大きくなっている。
同店は「CPUクーラーの高さとグラフィックスカードの厚みの兼ね合いを測って、極限まで内部のスペースが有効活用できるようになりました。人気シリーズですし、こちらも注目されています」という。
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