先週の秋葉原では、空冷クーラーの定番として知られるDeepCoolの「AK400」「AK620」の上位モデルがショップやユーザーからの注目を多く集めた。
DeepCoolの新型CPUクーラー「AK400 DIGITAL」「AK620 DIGITAL」は、それぞれAK400とAK620をベースとして、ヒートシンクの上部にCPU温度などを表示できるデジタルパネルを追加したモデルである。実売価格(税込み、以下同様)は、AK400 DIGITALが6600円弱、AK620 DIGITAL1万4000円弱となる。
両モデルはフィンまで黒く塗装されており、他のパーツは2022年10月に登場した「AK400 ZERO DARK」「AK620 ZERO DARK」がベースとなっている。対応ソケットはIntelの「LGA 115x/1200/1700」とAMDの「Socket AM4/5」で、AK620 DIGITALについてはIntelの「LGA 2011系/2066」にも装着可能だ。
入荷したTSUKUMO eX.は「定番のAK400とAK620に高付加価値モデルが加わった感じですね。通常モデルより3000〜5000円高くなるので、そこをどう見るかだと思います」と話していた。
別のショップも「水冷のCPUブロックもビジュアルに力を入れたモデルが増えていますし、このDIGITALシリーズがブームを作る可能性もありますね。ただ、(売れ筋になるかどうかは)予算に遊びを持たせられるユーザーがどれだけいるかにかかっている気がします」と、同様の感想を述べた。
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