先週末のPCパーツショップでは、EKWBの簡易水冷キット「EK-Nucleus AIOシリーズ」が発売された。ラジエーター長が約360mmの「CR360」と、約240mmの「CR240」があり、それぞれにライティング機能付きの「Lux D-RGB」(ブラック)と「Lux D-RGB White」(ホワイト)、同機能を省いた「Dark」(ブラック)を取りそろえている。
実売価格(税込み、以下同)は、CR360 Darkが3万円弱、CR360 Lux D-RGB/D-RGB Whiteが3万6000円前後、CR240 Darkが2万2000円弱、CR240 Lux D-RGB/D-RGB Whiteが3万円弱となる。
EK-Nucleus AIOシリーズは、Intel製CPUなら「LGA115x/1200/1700/2011系/2066」、AMD製CPUなら「Socket AM4/5」を備えるマザーボードに装着できる。同シリーズは5月末、オリオスペックに展示機が入荷しており、以前から販売予約を受けて付けていた。それが一気に複数店舗で並んだ格好だ。
入荷したショップの評判は上々である。ドスパラ秋葉原本店は「水冷パーツで定評あるメーカーによる水冷キットということで、コア層を中心に注目されています。一般的な人気はこれからという感じですが、最強との呼び声も高いので期待しています」と話していた。他店でも「冷却性能と静音性で選ぶ人が多そうですね」(TSUKUMO eX.)と、基本性能の高さを評価する声が多かった。
なお、同ブランドの水冷キットは2021年2月に「EK-AIO Elite 360 D-RGB」が3万1000円強で発売されている。
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