先週の新製品では、ASUS JAPANのグラフィックスカード「ROG Strix LC GeForce RTX 4090 24GB GDDR6X OC Edition」が目立っていた。価格は35万円弱だ(税込み、以下同様)。
ROG Strix LC GeForce RTX 4090 24GB GDDR6X OC Editionは、240mmラジエーターをつなげた簡易水冷システムとブロワーファンのハイブリッド冷却構造を採用したGeForce RTX 4090モデルで、コアクロックは最大2640MHz(PCモードのブーストクロック)まで引き上げられる。補助電源は16ピン×1で、カード長は約293mmとなる。
入荷したオリオスペックは「最近のゲーミングケースは複数箇所にラジエーターを固定できるようになっていますが、CPUに比べてグラフィックスカードの水冷は少し狭き門になります。そういう意味で良い選択肢が増えたかなと思いますね」と評価していた。
ただ、ROG Strixのスペシャルなカードとしては出足はゆっくりだとの声が多い。あるショップは「もう少し早い段階で投入されたら取り合いになっていたと思います。今はRTX 4090カードが出回って十分な時間が経っていて、水冷にしたい人は自力で環境を整えたりしていますからね」という。
また、「先日開催されたCOMPTEX TAIPEI 2023で上位の『ROG Matrix』を関するRTX 4090の水冷モデルが披露されたので、エンスージアストの方はそちらを狙っている可能性もありますね。いつ登場するかは分かりませんが」(某ショップ)といった声もあった。
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